ジャッキー・チェンのベスト・キッド♥
は~い!
こちらは、まろんはっぴぃのnoteですよ…こんにちは!!
今日も、ジャッキー・チェンについての話題ですよ!!!
今日の映画作品は、ベスト・キッドです。
★は4つです♬
わたしにとっては、神話~Myth~以来の傑作とみています。
これまたリメイク版とは、Wikipediaで知りましたが、
おおもとの原作は、わたしは存じませんでしたから、
全くの初心者的に,楽しめました。
★4つの理由は、1つ目に,
正確な言葉は忘れたのですが、ドレに対してハンが、
君から教えられたことがあると言って、礼を言うシーン。
ハンは、いつも冴えないシカメ面して、
つまらなさそうな男を演じている,ジャッキー・チェンなのですが、
いつもはアパートの管理人さんです。
ドレという人物は、アメリカのデトロイト工場のアパートから、
お父さんを亡くして、シングルマザーと中国支店の工場へ引っ越して来た,
12歳の男の子です。
黒人の転校生。
カンフーを習っている、強い男の子にイジメに遭うので,
学校がイヤになってしまいます。
そんなイジメっこグループにコテンパンにやられてしまうドレを、救ってくれたのがハンさん!
そのハンさんは、ケンカのためには、
カンフーを教えたくないと言って、ドレの頼みを聞いてくれませんでしたが、
カンフーの講師に大人同士の交渉を頼み込み、それがきっかけで,
ドレの師範として、ハンがカンフーを教えることになるのでした。
話は前後しますが、ドレには、
わが子にでも接するかのように、白いカンフーの服をプレゼントしたり、
謙虚に、子どもにも教わることがあるのだということを示してくれたハン。
それとはうらはらに,ちょっと違和感のあるシーン・ツッコミどころとして,
ドレが反則を受けてケガを負い、ピンチになった時,
4000年の歴史ある、温熱療法?(ガラスカップに炎を翳したりして,その熱したカップを患部に当てる行為)をやるには、
2分の縛りの時間では、到底できない筈なのに,
どこに治療する場があったのか、そんな道具が近場にある筈ないのに,
ドレに治療を施してやり、ドレは試合会場に復活して,
闘いに挑んだのでした。
その治療行為やらドレの復活が、まさに漫画か?と思う突飛さでした。ジャッキー映画作品には、こうした突飛な話が良く出て来るのですが、
それは先にお話をしたように、特撮やCG映像等にあまりに頼り過ぎてしまうと,
興醒めしてしまうのと同じだから、監督は注意した方が良いと思いますね…★
とにかく,それでも、
子どものイジメ問題や、武道を平和のために使う,
身を守る最低限のこととして持つという概念が、ここでも一貫していているという,
印象を抱きました。
現実には、こんな風に,
力を正義や平和のためだけに使うというような、そういう世の中ではないのが、
とても悲しいことではあるけれども,映画の中ではありながら、
負けて悔しがって,逆恨みをするでなしに、
スポーツマン精神を発揮して,負けても笑顔でドレと接する、
いじめっ子だった少年(名前は不詳)の、無邪気そうな笑顔も,
わたしをホッとさせてくれたのでした。
つまりこの映画のもう1つの良い点は、子どもをどう育てるかは、
周りの大人次第だと教える映画だったこと。
子どもに勝つことのみに意義がある,と教える大人がいて、
そのためには、手段を選ばなくても良いという大人。
勝つために,相手にトドメを刺すことを許す大人の指導者。
人情は禁物だと…。
ドレは、自由になりたいがためにだけ闘ったのです。
それは決して勝者を目指した闘いではなかったのです。
そして、闘いの最後には子どもたちが、
その態度に敬意を表してドレを祝福した様子が映り,あの、
不良グループだった子どもたちにも,純真な心が残っていたことを表した
シーンがあったのです。
翻って,リー先生とハンが言っていた、
あの性根が悪そうな師範の教室では、また子どもらが戻った時に,
リー氏に教わることになったら、ビンタでもされやしまいかと,
映画の終った先まで、心配になってしまう わたしでした。
あの指導者が教え続ける限り,あんなチンピラカンフーが、
大量生産されるだろうと思うと,憂鬱過ぎます。
そして、ドレとキスをした,
彼女との行方も、ちょっぴり気になったりして…♥
それから、ハンさんにわたしも,
直々のカンフーを習いたいと、切望する気持ちです!!!
※ 追記ですが…
いつも冴えない,つまらなさそうな顔をしているハン。
でもそれは、妻子を亡くして,
それが自分のミスによってだからと,自分を責めていた人生を、
物語っていたのかな…と後から,気付きました。
でも,シャオ・ドレという、
小さな弟子を勝たせることが出来て、ハンもメチャクチャ応援し、
熱が入っていて,やり甲斐のあるひと仕事が出来て、
彼の勝利をやはり心より祝福している一人だったのでした~🎵✨❣
(おしまい・1,990字)