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嫌な出来事にも意味がある

予定が崩れた日


先日、部下が急遽休みを
取ることになった。


「自分が新人の時は、
 こんなに簡単に休みはとれなかったのに
 いい時代になったな」


半分うらやましさ、
半分時代の流れを感じながら、
もの思いにふけっていると


そんな時に限って、
部下が担当する急な仕事が舞い込む。


会議が間近に迫り、
追加資料を作成する必要が出てきた。


本来なら、部下がまとめるはずの資料を
すべて自分が対応しなければならない。


他にやるべき仕事も山積み、
今日は早く帰るつもりだったのに、
それもおじゃん。


「なんでこういう時に…」と、
内心は少し苛立っていた。


でも、強くは言えない自分がいる。


「仕方ない…やるしかない」そう思いながら、
資料作成に取り掛かった。



意外な感情の変化


ところが、資料をまとめている
うちにふと気づく。


「あれ? なんか楽しい」


どんなデータを使えば分かりやすいか、
どうすれば伝わりやすくなるか。


「ここをこう工夫したらいいかもしれない」
「この表現を変えた方がもっと伝わるな」


試行錯誤しながら資料を作り込んでいるうちに、
気がつけば夢中になっていた。


いつの間にか、統計データを分析し、
整理しながら楽しんでいる自分がいた。


そういえば、マネジメント中心の今とは違い、
以前はこうやって実務に向き合っていた。


係員時代、毎日が大変だったけれど、
仕事にのめり込む楽しさがあった。


しゃにむに頑張っていたあの頃を思い出す。
資料作成の途中で、ふと気づく。


「自分でやるのも悪くないな」


自分だけのオリジナルライフを創造する


スティーブ・ジョブズは
「人生の出来事の意味は後からしか分からない」
と言った。


どんな出来事も、
その瞬間はただの出来事に過ぎない。


でも、後になって振り返ると
「あの経験があったから」と意味を持つことがある。


嫌な出来事も、光の当て方で見え方が変わる。
「仕事が増えた…最悪だ」と思えば、
ただのストレスになる。


でも、「久しぶりに実務に触れる機会ができた」
と捉えれば、そこには学びがある。


出来事は出来事。
それにどんな意味を持たせるかは、
自分次第。


ネガティブに捉えて気分を落ち込ませるか、
ポジティブに解釈して笑顔で過ごすか。


どうせなら、笑顔で過ごしたい。
ならば、自分にとって意味のある解釈を選んでいきたい。


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