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コロッケ蕎麦の思い出

僕が「駅の立ち食い蕎麦」デビューしたのは、高校生の頃。小田急沿線に展開する「箱根そば」がはじめでした。お気に入りのメニューは「コロッケ蕎麦」。あなたは、コロッケ蕎麦を食べたことがありますか?

立ち食い蕎麦屋にあって普通の蕎麦屋にはないもの

立ち食い蕎麦屋にはあって、普通の蕎麦屋にはないものは?

答えは「コロッケ蕎麦」です(笑)。

知らない人のために書いておくと、コロッケ蕎麦というのは、あのあたたかなかけ蕎麦の上に、そのままコロッケをトッピングしたメニューのこと。えーなにそれ! と思ったあなたは、あまり駅の立ち食い蕎麦を利用されないのでしょう。

僕が高校生の頃の箱根蕎麦では、コロッケ蕎麦には小さめのカレーコロッケが2個のっていました。なので、「はいよ」と出されたらまず挨拶代わりに1個目のコロッケをかぷっといって、それからそばをすすります。2個目ともなると、汁と一体になってなんとも…お腹が空いてきました。

食べてみたいという同僚と富士そばへ

「なにそれ食べてみたい!」

という同僚がいたので、それなら行こうぜとオフィスから徒歩数分の「富士そば」へ。僕にとっては日常食みたいなコロッケ蕎麦を、「ちょっとしたチャレンジ」みたいな雰囲気でオーダーする同僚。

実食の結果、美味しかったようで、オフィスに戻ってから他のメンバーに「食べた方がいいよ!」と勧めていました。

外国の料理なんかもエキサイティングですけど、そこまででなくても、「自分にとっての新しい食べ物」との出会いって、すごく楽しいですよね。

食べ物を使った自己紹介の楽しさ

以前、ある程度交流のあるグループ内で、さらに交流を深めようとやった企画があります。

小さめのプレーンおにぎりをたくさん握っておいて、汁物を用意したら準備完了。一人ひとりが「おすすめのおにぎりの具材」を持ち寄って、それを紹介します。ある程度交流があるグループなので、「この人らしいなぁ」と思うものもありますが、「意外!」と思うことも多いです。

選ばれた具材には、みな小さなストーリーがあります。それを語るその人から、いつもとはまた違った一面や雰囲気を感じ取ることが出来ました。

自己紹介で語られるのは、いわばその人の「メインストーリー」です。その重要性はもちろんだけど、具材から語られるのは「サブストーリー」とか「アナザーストーリー」みたいな感じで、独特の面白さがありました。その面白さは、人々と面白さそのものです。

メインじゃないストーリーを分かち合うのに、この企画はとても役立ちました。何より美味しく食べられるので盛り上がります。コロナ禍で制約も多いですが、楽しいのでぜひトライしてみてください!

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