ネットでの議論はやめた方がいい
コロナの影響でオンラインコミュニケーションの割合が増えました。組織運営をしている方も、対面の会議をやめてZoomのオンラインミーティングに切り替えたり、slackやLINEなどのチャットツールを使ったり、色々な変化があったかと思います。
チャットやメールなど、テキストでやりとりするツールは、議論に向きません。デメリットを考えると、議論そのものを諦めた方がいいかもしれません。
ネットでの議論がうまくいかないという相談
ネット経由でのテキストでのやりとり、本当に増えましたよね。
slack、LINE、FBグループなど、テキストでのやりとりが中心です。こうしたツールに向いているのは、ちょっとした調整や情報共有です。全員で集まってやると時間も手間もかかりますが、こうしたツールを利用すれば簡単です。
一方、議論には本当に向きません。
みんな物書きではありませんから、うまく文章として表現出来ない場合も多いですし、ニュアンスが伝わらないこともしばしば。対面だって時には嫌な感じになってしまう議論を、テキストでやるのはハイリスクだと言えます。
「2往復ルール」がおすすめです
例えば、AさんがBさんに発言します。そして、BさんがAさんに反論します。そして、その反論をAさんが読む前に、Cさんが自分の意見を書き込みます──これだけで、相当めんどうくさい展開です。
いちいち集まるのは大変だからと使い始めたオンラインツールも、ここで延々と(しかも嫌な感じで)やりとりが続いては、本末転倒です。
れんげ舎では、「2往復ルール」というのがあり、チャットツールで議論をして2往復しても終わらなければ、直接会うなり電話やZoomするなりしてやりとりする、という方法を採用しています。単純ですが、ちょうどいいところです。
会って話すのが一番ですが、補助的に使うにはネットの様々なツールはすごく便利です。うまく線引きすると、頼もしいツールになります。
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