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自分が出来ない事を誰かに注意してもいいの?

「そういうときはこうすべきだよ!」

こんな風に、誰かに注意をしたとします。でも、注意した本人は、必ずしも言葉通りの行動が取れていません。自分がちゃんと出来ないことを、他人に注意する。そんなことしていいのでしょうか…?

いけないようだけど、よく考えると「あり」じゃないの?というお話です。

自分が出来ていないことを他人に注意する人って…

誰かに注意をしたりアドバイスをしたりする時、その内容を自分自身はちゃんと実践出来ていますか?

人に何かを教えている人が、じつは自分ではそれが出来ない──もしそんなことがあったら、信用を失いますよね。指導のプロであるサッカーの監督が名選手である必要はありませんが、出来ないことをさも出来るかのように教えているのは問題です。

でも、そういう詐欺みたいな話ではなく、例えば同じチームの中で、協力関係にある人どうしの場合は、例外もあります。

出来ないことを言うと成長出来る

仲間に対して、「こういうときは、こうすべきだよ」と注意をする時に、もちろん理想は、自分自身がそれをいつでも実践出来ていることでしょう。

でもその考えでいくと、自分が完璧に実践出来ていないなら、注意したりアドバイスしたり出来ないことになります。ストイックで悪くない態度だけど、それだと「こういうときは、こうすべき」という知的なリソースが無駄になってしまいます。

出来る体で言うのは変だけど、「自分も出来ないことが多いけど、でもさ、今回のケースはこうすべきだと思う」とまっすぐ話すのも、時には大切ではないでしょうか。

その方が、言う方も言われる方も成長出来ますし、互いを思いやる気持ちで声を掛け合えれば、もっといいチームになれるはずです。

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長田英史(おさだてるちか) / NOT SHIP
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