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人生を変える「習慣」

金沢大学融合学域観光デザイン学類 岡山操山出身 Y.H.さん

【OSD代表より】
Y.H.さんは転塾を決意するまでに少し時間がかかった生徒さんですが、「いまの自分を変えたい、強くなりたい」という思いを打ち明けてくれ、お母様とも協力し、約1年の受験生活を一緒に走り抜けました。自分なりに一生懸命頑張っていたからこそ、面談でぐすんぐすん涙してしまうこともありましたが、最後は自分の納得いく形で大学受験を締めくくることができたのではないかと思います。「なんとなく塾に通っている」生徒さん、「自分はできない」と思い込んでいる生徒さんに、ぜひ読んでほしいと思います。Y.H.さんの声をご覧ください。


1受験期に感じた違和感

 受験期を振り返ってみると、私は2つの違和感を乗り越え今に至っていると感じています。
まず、一つ目の違和感は、私がOSDに入塾した大きな決定打となった「一人一人じっくりと学習方針を考えてくれたこと」です。私が以前通っていたN塾は、多くの学生が通っており、先生方の熱量も学生によって違うと感じていました。そんな時、先輩からOSDについての話を聞き、英語に重点を置いた授業や開放された自習室、なにより先生の受験への思いに惹かれ、入塾することに決めました。
そして高3の8月、二つ目の違和感を抱きました。それは、「志望学部と私の得意分野の相違」です。私はもともと法学部を目指していましたが、国語に苦手意識を抱いており、ずっと不安を感じていました。実際、中学生のころから法律には興味がありましたが、それは私が視野を広げていないだけなのかもしれない、他にもっと自分に向いている分野があるかもしれないと悩み始めました。高3の夏休みということもあり、本格的に受験勉強がスタートしている時期での出来事だったので、学部を変更することにとても抵抗がありました。ですが、このモヤモヤとした思いを持ちながらだと勉強に身が入らない、と思い切って学部を「文理融合型」の学部に変えることにしました。思い返すと、あの時私の直感に従っていてよかったと感じています。今の学部では、大手製菓メーカーの新商品開発部門の方の話を聞いて将来自分のアイディアを何かモノにできる仕事がしたい、とやりたいことも少しずつ見えてきました。
違和感を持ったらすぐに行動した方が後悔しません。早ければ早いほど良いと思っています。

2今の生活を支えている習慣

 私はもともとスケジュール帳をつけるほどマメな人間ではありませんでしたが、今ではアヒルマークが付いた青色の手帳が私の大学生活を支えています(ちなみにこれは二次試験が終わった直後にLoftで購入したものです^^)。私がメモ帳を付けるようになったのは、受験生の時に「時間を守れ」と先生に注意を受けたからです。私は「テストは時間内に解ききれない」「朝は予定時間より1時間遅れて自習開始」などとにかく時間にルーズな生活を送っていました。しかし、時間をメモし、同時にToDoリストを作成することで、今自分がしなければいけないことが可視化され、時間をよく見て行動できるようになりました。この習慣は今でも継続しており、人として成長できた出来事だったと感じています。
 私は受験生の方に、ただ勉強を頑張るだけではなく受験を機会にこれまでやっていなかった習慣を取り入れてみて、それを人生の支えとしてほしいと思っています。

3無理な計画はできない

「1日10ページやったら1か月で300ページできる」とか考えたことないですか? 一日でもやり忘れたらやる気を無くすような無理な計画は、絶対に継続できません。だから、少し余裕のある予定を立ててみるのが良いです。例えば、私は毎日時間配分を決めてToDoリストを作成していたのですが、「11時まで数学をやるから11時から英語をしよう!」というような予定ではきっと時間オーバーしてしまいます。そこで、5分ほど余裕をもって時間設定してみてください。「11時まで数学をして、11時5分から英語をしよう!」という具合です。そうすれば、無理なくやる気も保ったまま勉強できるようになるでしょう。これが私のモチベーションの保ち方でした。自分のキャパを知り、無理なく継続できる勉強方法を見つけてみてください。

4受験生の皆さんへ

 あの時もっと勉強していればよかった、と思うことは正直たくさんあります。でも、その後悔をバネに今も大学の勉強を頑張れているし、楽しい学生生活を送れています。大学に入学したときに少しでもその後悔が減るよう、今を一生懸命頑張ってください!
 最後になりますが、私の受験に関わってくれたすべての方々、本当にありがとうございました。


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