インスタで大事なのは、宣伝じゃなくて役立つコンテンツ作り
「インスタで商品の魅力をPRできているのか?」という悩み
インスタグラムの企業アカウントやブランドの公式アカウントを運営されている広報や、SNSご担当の方とお話しさせていただくときによく聞くお悩みのひとつに、「インスタグラムを通して、顧客にきちんと商品の魅力が伝わっているのかイマイチわからない」という問題があります。
広告や宣伝っぽいものはスルーされてしまう
もしかすると、フォロワーに伝わっていない一因には「商品の魅力をPRしなくては!」という必死さが前面に出てしまっていることにあるのかもしれません。
これは、フォロワー(受け取り手)側の気持ちに立ってしまえば納得して頂けると思いますが、広告や宣伝は邪魔なものだと捉えられるのは、どんな媒体においても同じです。
TVのCMでも、Youtube広告でも、インスタグラムでも。
フォロワーは敏感かつ無意識に「これは宣伝っぽいから見たくないな」と選別し、タイムラインに流れても読み飛ばしている可能性があります。
では、読み飛ばされない投稿とはどのように作ればいいのでしょうか。
雑誌の「広告タイアップ企画」が参考になる!
私たちは女性ファッション誌の編集者として仕事をしてきましたが、雑誌の記事と並行して広告タイアップ企画(記事広告)を制作するのも仕事のひとつでした。
広告タイアップ企画とは、その雑誌の記事のように自然に読んでもらえるような広告ページです。読み手が好きな雑誌の中でストレスなく読めるように作られています。
たとえばスキンケア化粧品の広告タイアップだとしたら、
読者世代が抱える肌悩み全体について詳しく説明
どのような対策をすることで、その肌悩みを解消できるのかを説明
最後に商品を紹介
というような流れで見せるのが鉄板。
商品を一番に登場させて効能を声高にアピールするのではなく、読者にとって共感度の高い肌悩みをテーマにし、きちんと腑に落ちる流れを作って、商品を見せるのは最後にするのです。
直接的な宣伝よりも、フォロワーに役立つコンテンツを
私たちは、インスタの投稿でも、雑誌の広告タイアップ企画制作のような手法が効果的ではないかと考えています。
私たちはインスタマガジンと呼んでいますが、文字入りのカルーセル(複数枚)投稿で、上記のような流れをきちんと作って、フォロワーに役立つコンテンツを提供すること。
具体的には、直接的に商品のポイントを伝えようとするよりも、その前提にあるフォロワーの悩みに寄り添うことや、フォロワーが抱えている「今よりも素敵な自分になりたい!」という願望に寄り添うことが大事になってくると思います。
そのような投稿をすることで
フォロワーにじっくりと読まれるようになる(=滞在時間が長くなる)
フォロワーに役立つ内容なので保存されるようになる
ホーム率が上がるので、さらに多くのフォロワーのタイムラインに表示されて目に触れるようになる
という好循環が生まれてくると考えられます。
インスタマガジンについてのご質問など
〈お砂糖ひとさじのinstagram〉
@osatouhitosaji
〈Mail〉
info@osatouhitosaji.com
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