インスタは継続が命。でも投稿が続けられない…
紙のカタログや会報とインスタ。リリース頻度の違いは？
インスタグラムはSNS。紙の商品カタログや顧客向け会報などだったら、半期に1回、四半期に1回などのリリースですが、インスタは日々こまごまと情報を発信していくことに適しています。
小さな情報をこまめにUPしてくための媒体性質なのです。
アルゴリズム的にも、投稿頻度も大事なポイントで、頻度が空いてしまうとフォロワーのタイムラインへの表示率が下がってしまいます。
わかっているけれど、継続が難しい理由
継続できない理由① 投稿制作に時間を割けない
企業アカウントやブランドアカウントを運用されている方は、（SNS専任の方ももちろんいらっしゃると思いますが）多くは広報やマーケティングなど広い業務の一環として、インスタグラムなどのSNSも担当されていることが多いように思います。
その中で、インスタ投稿制作にだけ業務時間を割くわけにはいかない、ということがあるのではないでしょうか。
また、これまでの紙媒体（カタログ、会報誌）などの場合は制作を専門業者に外注していたケースがほとんどだと思いますが、SNSに関してはまだ「社内で担当者が片手間にやる」という意識の企業が多いのもあるのかもしれません。
継続できない理由② どんな内容の投稿にしたらいいのか悩んでしまう
写真だけでの投稿でも、さらには文字入りのカルーセル（複数枚）投稿にしても、フォロワー（顧客）にどんな内容なら響くのか考えるのはとても難しいことだと思います。
私たちは雑誌編集者として長く仕事をしてきましたが、雑誌の企画であっても、読者に当たるか当たらないかは実際のところ、発売するまでわからないものです。インスタでも同様ではないでしょうか。
継続できない理由③ スケジュールが定まっていない
投稿しよう！という気持ちはあっても、運用に関してきちんとスケジュールを決めていないと、SNSはなあなあになりがちですよね。
解決方法は？
①時間を割けない →テンプレートを利用する
投稿のたびに毎回、ゼロから作るのはとても大変です。
なので、私たちはCanvaで投稿用のテンプレートを数種類作っておくことをおすすめしています。
文字入り投稿であっても、決まったテンプレートがあれば、そのひな型に当てはまる形で考えていけばいいだけなので、考えるのも楽になりますし、作る時間や労力が削減できるようになります。
②どんな内容にしたらいいか悩む →3つの連載を作ってみる
雑誌を開いていただくとわかって頂けると思いますが、月刊誌でも週刊誌でも、毎号決まった内容の「連載」ページがあります。
たとえば、「今月のおすすめコスメ」連載だったり、「女優●●さんが歩く東京散歩」連載だったり。
こんな感じで雑誌風に、「企業やブランドのイメージに合う」かつ「フォロワーに必要とされる情報を発信する」インスタ上の連載企画を考えてみるのはいかがでしょうか。
毎回同じ内容だとフォロワーも飽きてしまう可能性があるかもしれないので、3つくらいの連載があると順番に投稿できて良いのではないかと思います。
そして、①のテンプレートを活用。連載ごとにテンプレートを作ってしまえば、毎回画像と文字の入れ替えだけでできるので、簡単です。
（実際、月刊誌でも連載がある理由は同じだと思います。毎号ゼロから作る企画だけではとてもじゃないですが労力が足りないので、連載ページを作ってある…のだと思います。
連載はフォーマット化されているので、デザインも基本的に同じです）
③スケジュールが定まっていない →曜日と時間を決めてしまう
雑誌でも必死で制作するのは、発売日が決まっているからでした。
SNSだとどうしても片手間感が出てしまうと思うのですが、
・投稿は毎週火曜日と金曜日の20:00
・ストーリーズは毎日15:00
などスケジュールを確定してしまうことで、仕事のタスクとして向き合うことができるようになると思います。
月に8回投稿すると決まれば、その内容を計画的に決めておくこともできるようになります。
インスタに最近、日時指定機能がつき、とても便利になりました。まとめて投稿制作をして予定日時を指定しておくのも良いのではないでしょうか。
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