仙台フィル・クラシカロイドコンサート〜その2 コンサートの感想(前編)
2024年3月20日(水)に日立システムズホール仙台コンサートホールで行われた仙台フィルの{クラシカロイド}コンサートへ行ってきました。
前回の記事では『クラシカロイド』とは何か?についてまとめたところで、だいぶ時間が空いてしまい申し訳ない限りです💦
この記事では、20日のコンサートの感想についてたっぷり語っていきたいと思います。
会場に入ると、ベートーヴェン(以下:ベト)やモーツァルト(以下:モツ)
とコンサートで指揮をされる高関さんが一緒に写ったキービジュアルがモニターに表示され、その手前には以前のムジークの日(6月29日『クラシカロイド』のキーポイントである「ムジーク」をもとに制定)の記念に描かれたイラストが飾ってあり、この時点でテンションMAXでした!!
振り返るとファンの方々が贈られたフラワースタンドが飾ってあり、とっても素敵でした✨✨
客席へと向かおうと移動すると、なんと扉の前には公演中の注意の張り紙にキャラクターの姿が!!こんなところでイラストを拝む事ができるとは思わず、嬉しいサプライズでした!!
座席につき、開演を待ちながらパンフレットを見ていると、中から何やら小犬になったキャラクターの姿が・・
どうやらランダムで配布されているらしく、自作したショパン犬ぬいを見つけたお隣の方がなんと快く交換してくださいました。
(その節は本当にありがとうございました😭)
MCで楽しいお話を聞けた後、開演
最初は『クラシカロイドのテーマ』でした。
アニメを見るとき何度も繰り返し聞いたこの曲をオーケストラバージョンでこの曲を聴くことができるとは!!
本当に嬉しかったですし、「あ、始まるんだな」と感じて1曲目から目頭が熱くなりました✨
2曲目はチャイコフスキーの『くるみ割り人形』から『小序曲』
この曲はムジークにはなっていないのですが個人的に大好きな曲なので聴けただけで本当に嬉しかった!!いつかバレエの舞台も見てみたいものです。
続いて『白鳥の湖』から情景、この曲もよく耳にしますがやはりオーケストラでの生演奏は迫力が違いました。重厚感のある演奏から針葉樹が生い茂る深い森の情景が浮かぶようでした。
チャイコフスキーの次はワーグナー『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第一幕への前奏曲
私は、ワーグナーの曲をオーケストラの生演奏で聴くのがおそらく初めて?だった気がするのですが本当にかっこよかったです。
前奏曲はもともと、オペラの一幕を盛り上げる、紹介するような役割を持つ曲だということは知識として知っていましたが、実際にこの曲の演奏を聴くとそれを実感しました。「さあこれから物語がはじまるぞ」という高揚感を感じて、まるで大きな本のページをめくっているような感覚になりました。
続いてバッハの無伴奏チェロ組曲第1番よりプレリュード
MCの方に紹介され、仙台フィルのチェロ奏者の三宅さんが登場
・・と思ったら何とそこにはバッハ様が!!
三宅さんがバッハ様のお姿で演奏してくださいました😭
スポットライトを浴びて演奏されるお姿が何とも神々しくてまさしくバッハ様そのもの✨(心の中でひっそりと手を合わせていました笑)
演奏後のインタビューでもバッハ様を徹底されていましたが、やはり慣れないお姿での演奏はカツラが引っかかるなど難しいところもあったようです。
ここから先はムジーク曲や歌曲が続きました。
歌手の方が演奏される歌曲やオペラ曲を聴くのは初めてだったのでものすごく感動しました!!
ソプラノの宮地さんはベトさんのムジーク「豊穣の夢〜エリーゼのために」では素晴らしい力強くも魅惑的な歌声を披露してくださり、「あぁこれはコーヒーやせり鍋が美味しくなるに違いない」という確信を得ました(?)
一方で、続くシューベルトの子守唄では、包み込むような優しい歌声があまりにも美しく思わず赤ちゃん返りしそうになりました笑
続いてバリトンの又吉さんがクラシカロイドファンにはお馴染みのシューベルトのますを披露してくだしました。クラシックの歌曲ですがとっても会場が温まっていた感じがしました。
歌曲のプログラムの次はピアノ曲が続きます。ピアノの演奏はアニメ作中の原曲演奏も担当されていた太田さんです。
一曲目はバダジェフスカの乙女の祈りでした。
この曲は練習曲として有名ですが、あまり演奏会で披露される機会が少ないと聞いていたので、今回太田さんの演奏で聴く事ができて本当に嬉しかったです。
続いてリストのラ・カンパネッラ。力強く胸に響くような素晴らしい演奏で本当に「心が洗われるよう」でした✨
この曲は『クラシカロイド』第二シーズンの10話「リストVSリスト 運命の鐘(ゴング)」で太田さんが作中の演奏を担当されていたこともあって、まるで自分もアニメの中の登場人物と同じように、リストさんの演奏を聞いていたかのような気持ちになりました。
そして原曲のショパンの小犬のワルツの演奏。先程のリストの華やかで荘厳な演奏とは打って変わって、素朴で可愛らしい演奏の対比が素敵でした。
そして次はショパンのムジーク「小犬のカーニバル〜小犬のワルツより〜」
この演目ではプログラムに入っていた小犬たちを出してくださいとのことで、膝の上に乗せて待機。
曲が始まると、舞台袖から仙台フィルのメンバーの皆さんやムジークを作曲したEHAMICさんらが続々登場!
音楽の盛り上がりに合わせて客席の私たちも一緒になって小犬の振って盛り上げます!私もいただいた小犬と連れてきたショパン犬をめいいっぱい振りながら楽しみました😆!!
会場が音楽によって一体になるこれぞまさにムジーク!!興奮も冷めやらぬ中、ここで前半の部が終了です。
また長くなってきたので今回はここまで!
後半の部は次回に続きます!
Attaca!!
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