ワイヤー矯正とマウスピース矯正、結局どっちがいいのか問題
こんにちは!
今日はワイヤー矯正とマウスピース矯正について。
私はいま表側のワイヤー矯正をしてますが、その前にキレイラインというマウスピース矯正をやっていました。
専門的なことはわからないのですが、どちらもやってみて感じた、生活へのメリット、デメリットをお話ししたいと思います。
どちらの方法にしよう…と迷っている方の参考になれば幸いです。
そもそもワイヤー矯正とマウスピース矯正って?
その前にまず、ワイヤー矯正とマウスピース矯正って一体なに??というお話しを少し。
ワイヤー矯正は、よくイメージされる一般的な歯科矯正です。歯の表面にブラケットと呼ばれる装置をくっつけて、その間にワイヤーを通していくもの。器具が表に見える一般的なもののほか、見た目が気になる方のために裏側につける方法、上の歯だけ裏側につける方法(ハーフリンガル)があります。
一方のマウスピース矯正は、歯の形にあわせら透明なマウスピースを、かぱっと被せる比較的新しい矯正方法です。
有名なものだと、インビザライン、クリアコレクトなど?私がやっていたキレイラインは、最近登場したマウスピースによる部分矯正で、安価にできるという広告で治療件数を伸ばしているものです。
ではさっそく、両者の生活面でのメリット、デメリットをお話ししていきたいと思います。
ワイヤー矯正のメリット
・歯の動きが早く、目に見てわかる
まず一つ目にあげたいのは、マウスピースと比較して断然歯の動きが早いということ。キレイラインは部分矯正だったので単純な比較はできませんが、ワイヤー矯正はがっ!と動かして、その後保定する、というような動かし方なので(違ったらすみません)最初の1ヶ月の動きぐあいが半端なかったです。
・器具の着脱が不要。常につきっぱなしなので、自分の意思に関係なく効果が出る。
ワイヤー矯正は器具が外せません。それだけ聞くとデメリットのように聞こえますが、矯正をやめたい!外したい!と思ってもすぐにできないところがメリットだと考えています。あと私が大きいなと感じているのは、なにかを飲食するときにはずさなくていいのは大きなポイント。これはマウスピース矯正のデメリットのほうで後述しますね!
ただしゴム掛けと呼ばれる、自分で着脱が必要な方法が必要なこともあります。こちらは私もまだやったことがないのでググってください。笑
・対象となる歯並びの範囲が広い
生活面のことではないですが、これも大きなポイント。昔からある矯正方法だけあって、対象となる歯並びが大変多いです。
対象症例の多さは、表側>ハーフリンガル>裏側 かな?
※私は表側のみ対象と言われました><
ワイヤー矯正のデメリット
・始めてつけたあとや調整後の3日間くらい、激痛なことがある
これ、覚悟はしてましたが、めちゃくちゃ痛いです…この前は起き上がれず、1日寝込んでしまいました…。
また、その痛みとは別ですが、器具が口内に当たって口内炎ができることもあります。ひどいときはクリニックに相談します。
・食べられるものに制限がある
メリットでも話した通り、ワイヤー矯正は取り外しができないので、器具をつけたまま食事をします。なので食べられるものに一部制限が…
まず痛みが出ているときは、噛む必要があるものはほとんど食べられません。(というか、食べたくないw)なので、調整日後はおかゆとかスープとかが多くなります。私は最近オートミールをよく食べてます!
恒常的に食べにくいものもあります。例えばパスタなどの麺類や、もやし、にらのような細いもの。これは器具にからまったまま飲み込もうとして、おえっとなることがあります。。。友達との食事やすぐ歯磨きできない環境だと、見える部分に残っていないかも気になりますね。
あとはカレーやコーヒーなどの色の強い食べ物を食べると、器具に着色してしまって取れなくなってしまうことも…。しかし、私はセラミックブラケットという器具にしてもらっているので、着色については全く気になりません。
・見た目が気になる
表側矯正だとやっぱり矯正がバレバレです!気になる方はデメリットかも。
でも実際やってみると、私はそんなに気にならなかったかな〜。ワイヤーと器具を白いのにしてもらったからかもしれません。
・手入れが面倒
常に歯に器具がついている状態なので、磨き残しが起こりやすくなります。なので、歯のお手入れは重要!かつめんどくさい…。いろんな専用器具を買ってみたりして、少しでも楽になるよう工夫しています。
マウスピース矯正のメリット
・圧倒的に目立たない!
透明なマウスピースをつけているだけなので、日常的には全く目立ちません!よ〜くみるとわかるかな、くらい。
・痛みが少ない
ワイヤー矯正と比べると、かなり痛みが少ないです。とはいえ少しはありますが、悶えるほどではないかなーという感じ。
・つけ外しが自在で、なんでも食べられる!
食事の時はマウスピースを外す必要があるので、なんでも食べられます!ただしそのあとの歯磨きは必須なのと、装着時には水しか飲めません。
・ダイエットになる
上記の通り、外している時以外は水しかのめないので、間食の防止になります。実際にわたしも2キロくらい痩せて、やめたら戻りました。笑
マウスピース矯正のデメリット
・つけ外しが自在な分、自己責任で結果が変わってくる
これが一番かなと思います。つけ外しが自由にできる、というのは、メリットでもありますが、その分自分がきっちり管理できるか?というのも大事なポイント。一日20時間以上の装着が必要なので、朝昼晩の食事のとき以外はほぼ外せません。でもそうはいかないことも多々あり…そうすると歯の動きが戻ってしまいます。飲み会の時とか一番困りますし、つけ忘れて寝ちゃったり、忘れたまま家を出てしまったりしたときは絶望でした。
・食前食後のつけ外しが結構大変。特に外食時。
食前食後には必ずマウスピースを外さなければなりません。(つけたままだと噛めない)なので私がやっていた時は、外食の時や会社でごはんを食べる時、必ずトイレに行って外していたのですが、これがけっこうめんどくさい。。。トイレが混んでたり、汚かったりということもありますし、洗面台の前で外していると他の方が入ってきて、外しているところを見られる!これがめちゃめちゃ恥ずかしい。。。
とはいえ、公衆の面前で外すのも抵抗があります。それに、外したものを再度つける必要があるので、必ず水道で洗いたい。。。と思うとトイレで外すしかないんですよね。。。
あとは、旅行に行っても食べ歩きがさっとできない!!!これ私的にはすごくストレスでした。音楽フェスが一番難しかったな…
・かなり喋りにくい
歯と歯が接しないからなのか、かなり話しづらく、滑舌が悪くなります。とくに、「た」とか「つ」「ぱ」とかの破裂音(?)が全然うまく言えなくて、聞き直される回数が増えました。息が漏れる感じになります。
喋るお仕事の人はやめておいたほうがいいかも…
・臭いやすい
ワイヤー矯正もしっかり手入れしないと臭いますが、マウスピースのほうが臭いやすかった印象です。なんでだろう。。。
ちなみにわたしはマウスピース用の洗浄液を使って、歯磨きしている間につけおきをしておきました。
ですが、それができない日中につけ外しすると臭いが気になりました…あと寝起き!!
・適応症例が少ない
これも詳しくはないですが、マウスピース矯正は歯を大きく動かすことは苦手なようなので、適応症例が少ないです。抜歯しての矯正には向かないし、口ゴボと言われる、口元が突出しているのが悩みな方も、マウスピース矯正では改善が難しいようです。
ただし、悪質なクリニックはどんな症例でもマウスピースで受けてしまうこともあるようなので、ワイヤーもマウスピースもどちらも扱っているクリニックを何件か回ってみることをお勧めします。
結論!
文章の温度感からもわかるかと思いますが、2つの矯正方法を実際にやってみて、わたしは結局ワイヤー矯正のほうが楽だなーと感じました。食べ歩きも好きですし、仕事で食材を扱っている関係上、突発的に食べなくてはいけない場面もあり、装着時間を守るのがかなり難しいなと感じました。あと圧倒的にズボラなので。笑
どちらの矯正方法にもメリット・デメリットはありますので、何件かのクリニックでお医者さんにお話を聞いてみるのが良いかと思います。
今回の内容はあくまで素人の個人的感想なので、ご自身であたりをつけるための参考としていただけたら幸いです!