心理学って、ギャンブル?
そんなわけ、ありませんね。
何を意図した言葉なのか。
少し書いていきたいと思います。
心理学でどのような刺激を得たの?
いっぱい自分の中には思い付く言葉がある。
けれど、それを言葉にして伝えていくのはなかなか難しい作業。
自分が心理学に本格的に出会ったのは、聞こえの事で悩んで心理面接を受けるようになってから。
面接の中で受ける心理教育の中で、簡単な心理学の話も話題としていくつか取り上げられていた。セルフハンディキャッピングとか確証バイアスとかバイオフィートバックとか‥。
今まで知らなかった知識をしること。これが自分にとっては「快」の感覚として感じる。
そして、この感覚を得る回路を心理学を通して見つけた。
‥心理学って、面白くね?ヤバくね?
と言葉で言い表すことはできていなかったけどなんとなく感覚的には感じていた。
これを心理学的な言葉で表すと?
心理学の話を聴く → 「快」の刺激
いわゆる、オペラント条件付けの正の強化。まさにどハマり。
もう一つ加わって、どの話しを聴いても同じように「快」となる訳ではない。
内容によって自分の中で「快」となるものもあるけど、そうならないものもあった。要はランダムで刺激が与えられている状態。
変率強化スケジュールが完成してしまう。
いわゆるパチンコやソシャゲのガチャ等のギャンブルと条件は同じ。
刺激が発生する確率はランダムであるが、刺激が起こった時には反応が強化される。
まさか、まさか。夢にも思わなかった。
まじめに心理面接に通っていたはずなのに、結果的にはギャンブルしに行ってたなんて笑
今、振り返って思うこと
心理面接をスタートさせた当初って、
自分の考える力がかなり偏った状態になっていたと思う。
そんな時にオペラント条件付けとか確証バイアスとか、日常生活の中では聴かない言葉に触れる。
その度になんだそれ?と思っていた。そりゃそうだ、知らないもん。
知らない感覚に出会うと、それまで偏った感覚がいったんリセットされる。
だって、なんだそれ?ってよくわからないものの正体を、それまでの自分の中から探そうとあれこれ思考を巡らせていた。
でも、結果として答えは見つかるわけがない。だって、自分の中にはそもそも存在しないものだから。
この繰り返しが「自分の感覚を離れて考える」=「俯瞰する」
ってことが少しずつできるようになっていくことに繋がっていったのではないかと今は思っている。
俯瞰するということを意識するようになってから、自分の感覚が少しずつそれまでのものとは変わってきていることを実感できるようになった。
何がきっかけとなるかはその時々はわからないもんだ。
変化ってどんどん進んでいって、振り返った時に感じるものなのだろうといろんな体験をした今だから思う。
「あぁ、あれが分岐点だった」と。
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