ミヤガワRADIO 教えて家族療法(10/9(土))
今回のミヤガワRADIOは国際心理支援協会の浅井伸彦先生と家族療法をテーマにしたトークライブでした。
浅井先生が書かれた家族療法についての本をところどころ引用したりもしながら進行されています。
この「はじめての家族療法」、既に購入済みで1ヶ月くらい前に読み終えていた。初学者向けにわかりやすいのが印象的。
自分の中では家族療法って、○○学派がいっぱいあるからとっつき難いということがイメージとしてありました。
社会構成主義、ナラティブ、ジョイニング、リフレーミング‥。キーワードいっぱい。自分も知ってるものも、もちろんあった。
※おささま、本当にゼロから学んでいる状況です。
掘り下げの浅さや言葉の使い方等が気になる方もいると思います。
その辺りは今後の伸びしろという事で温かく見守って頂けたら、幸いです。
家族療法ってなに?
心を焦点化するのではなく、相互作用のある1つのまとまりのコミュニケーションをみていく
精神分析は心を見る、
認知行動療法は認知と行動をみる。
じゃ、家族療法が見るのは家族‥ではない。
えっと、じゃなにすんの?的に思ってしまったおささま。
その答えとは
関係性のある一つのまとまり(家族だったり・学校だったり・職場だったり)=システムの中で、人と人とのやり取りが及ぼす影響について考えていくもの。
このシステム内のコミュニケーションにおいて、悪循環を断ち切るように支援者が働きかけていく視点を持つ事。
要はコミュニケーション療法って感じ。
自分の中にはこの言葉が、今一番家族療法をイメージしやすい言葉となっている。
あと、家族療法のワードではないけど死人テストって言葉をはじめて聴いた。
※死人テスト
行動分析学で行動を定義する方法。
死人でもできることは行動ではない。
受け身や状態、非行動(~しない)は行動ではない。
考えたり、夢を見たり、想像したりすることは行動。
家族療法とどう関わるのか?
現在の職場での仕事をこのまま続けて行った時、自分が心理支援としての家族療法を行うことはまずない。
んじゃ、勉強してどうすんだ?という事だけど今回のライブを聴いていてこんな事を思っていた。
MSWの仕事の中で、多職種とケースについてあーでもないこーでもないって話をする事がある。
ってか、これが自分の仕事のメイン。
その時に結構、あの人が〜、ああいう病気だから〜という感じで話しをしている事が本当に多い。というかそうじゃない場合を探す方が難しいかな。
話しを始めた段階でその対象者への評価?バイアス?が既に出来上がった状態で話をしている事が非常に多い。
これはライブの中でも例として挙げられていた事。
そんな気は更々ないけど結果を誘導しているようなものだと、ライブを聴き終わった今は思う。
知識を増やす=視点を増やす。
これは、自分の中て今すごく意識をしながらやっていること。
いつもとは違う視点でケースについて話した時、どんな反応がかえってくるんだろうか?
明日やってみよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?