見出し画像

道南一人旅旅行記④ 函館市場と大沼で釣り体験

さて今日は何して遊ぼう

ぐっすり寝た。2日間本当によく歩いた。足の疲れは取れたが足裏が痛い。カーテンを開ける。今日も晴れだ。

函館駅前を望む

ブッフェスタイルの朝食を頂く。窓辺の席で朝食を頂きながら1日の行動を考える。

私の活力は朝ごはんから

函館市場に行っていか釣りをし、その場で捌いてもらって頂く。これは外せない。他の候補は、五稜郭タワーへ行く。湯の川温泉でのんびり温泉に浸かる。熱帯植物園でおサルさんたちに会う。函館グルメを堪能したい・・・。本来予定していた函館山方面の観光を前夜にこなしたので、事前にリサーチしたこれら以外に何かワクワクすることがしたいとネットで検索する。すると大沼でのワカサギの穴釣りがヒットした。ここ数年、趣味の釣りからは離れてしまっているが、これはいい機会だ。小学生の頃、山中湖で穴釣りをした以来だ。確かあの時はワカサギ用の短いロッドも買ったような気がする。何時間も粘って叔父と従兄弟、私の3人でやっと20匹くらい釣れただろうかと残念な記憶だ。
一旦部屋に戻り、最初にネットで見つけたアクティビティを案内するホームページを詳しく見ていく。すると、今日の今日の予約は受け付けないようだ。ならば直接予約だと思い、ワカサキ釣りを案内する3社を比較検討し、選んだ「釣り堀太公園」に電話すると大沼公園駅まで往復無料で送迎してくれると嬉しい回答をもらい、往復の電車の時間を調べる。特急は使わずに鈍行で行き、現地で約2時間釣りを楽しむことが出来る。ワカサキ釣りを組み入れた1日の観光の予定が完成した。

グーグルマップより

2つの釣り体験


チェックアウトを済ませ、フロントに手荷物を預ける。前日の札幌もそうだが、観光を終え移動するまでホテルで荷物を預かってもらえるのは経済的にもありがたい。
函館駅の向かって左側にある函館朝市駅二広場へ。

駅二市場のいか釣り体験

駅二市場の中にある「いか釣堀」。

この時期はヤリイカが泳ぐ

釣った(針に引っ掛けた)イカをその場で捌き、ワタまで入れた刺身にしてくれる。この時期はヤリイカでお値段1300円。イカの身が透き通るいか好きにはたまらない味だ。

その場で捌き
お刺身 カップ酒があったらサイコー

市場を見て回る。商売上食材を見るのは大好きだ。隣の建物の函館朝市ひろばの方は、さらに値段が安く、採れたての野菜が並んでいたりして、持ち帰ることが楽ならばぜひ買って帰りたいくらいだ。

函館朝市 駅二市場 活いか釣掘のインドアストリートビュー

函館駅から函館本線に乗り大沼公園駅まで約50分。

函館本線で大沼へ
北海道駒ヶ岳が見えてきた
大沼公園駅に到着

送迎のワゴン車で直ぐに釣り堀太公園に到着。

釣リ堀太公園

全面結氷した大沼でワカサギ釣りを楽しむ。この時期の氷の厚さは70センチくらいだと言う。

歩いてすぐの大沼へ移動し、ワカサギ釣りを

エサを付けた小さな3本針の仕掛けを3メートルの底まで落とす。すると直ぐにちょんちょんと竿先が動く。竿を脇に置き、手てそっと引き上げると小さなワカサギが釣れてくる。

3本の針に2匹は嬉しい

バケツに入れ、すぐさま仕掛けを下ろす。アタリが来なくなるとエサを交換し釣る。エサの匂いがワカサギを引き付けるので小さなエサ、小さな針との格闘だ。雄大な北海道駒ヶ岳を眺めながら没頭すること2時間。30匹ちょっとを釣り上げ納竿。

短い竿と釣果

ここでもストリートビューの撮影をして、小屋へ。釣ったワカサギを唐揚げにしてもらい、プシュっと大沼ビールでお疲れさんと。料金は1100円、唐揚げ代700円、大沼ビール550円と楽しい時間だった。

ワカサギの唐揚げ

釣り堀太公園のストリートビュー

再び駅まで送ってもらい雄大な北海道の大地を眺めながら函館駅まで戻る。

函館山が見えてきた

函館観光第二幕

函館駅から市電に乗り、五稜郭公園前駅で下車。

函館市民の「足」 市電

ここから徒歩で五稜郭タワーに到着。

五稜郭タワーが見えてきた

エレベーターで展望台に上がると目の前に星型の五稜郭が広がる。ここへ来るのも楽しみだった。

五稜郭タワーからの眺め

展望台の形も5角形で5面の窓ガラスから函館市内の景色を楽しめる。きっと夜景も素晴らしいだろう。函館山方面に陽が傾き、夕焼けが始まった美しい景色も見られた。その景色は今でも目に焼き付いている。

夕暮れに染まる函館山方面

焼き付けただけでなく、でもインドアストリートビューの撮影も楽しんだ。

五稜郭タワーのインドアストリートビュー

https://maps.app.goo.gl/6N4PZNFk3BXcdENY7

お腹が空いた。朝食以降お腹に入れたのは、ヤリイカ1杯とワカサギたちだけだ。ラッキーピエロ五稜郭公園前店に入り、ご当地バーガーとして有名なチャイニーズチキンバーガーを注文。

ラッキーピエロ五稜郭公園前店

店内は奇抜な置物や装飾で目をも楽しませてくれる。函館市内に数十店舗展開するなんとも楽しいお店だ。お味は甘辛く味付けされた鶏肉がバンズに挟まっている。

チャイニーズチキンバーガー

他にも気になるメニューがあるが、私には残されたミッションがある。その前に北海道と茨城県にしかないコンビニ「セイコーマート」でご当地カップ麺を買いまくる。

帰宅して並べた
セイコーマートで買ったカップ麺たち

再び市電に乗り函館駅へ戻り、前夜に来た魚さんこの隣「ゆうみん」であっさりした塩ラーメンを楽しんだ。これで北海道のみそ、醤油、塩ラーメンを制覇だ。

ゆうみん
函館と言ったら、塩ラーメン

ホテルで荷物をピックアップし、函館駅前から函館空港行きのリムジンバスに乗る。函館の観光を無事に終えたバスの中。湯の川温泉と植物園のお猿さん達には会えなかったなぁ。これは次の楽しみにしようと思った。

また来るね 函館

函館空港発ANA558便は右の窓側を座席指定。五稜郭、函館駅周辺、函館山を眼下に眺め、センチメンタルな気分でサッポロクラシックの缶ビールを開ける。

この旅をサッポロクラシックで締める
機体右窓際からの函館市内の美しい夜景

なんと素敵な旅になった事だろう。3日間に詰め込むだけ詰め込んた慌ただしい旅だと人は思うかも知れない。しかし一人旅とはなんとも自由で楽しいことかと改めて思う。もちろん家族や仲間たちとの旅も楽しい。それは否定しない。ただ限られた時間の中でこそ、その時その時食べたい物を食べ、行きたいところへ行き、予定を変更したり、会話がしたい時には酒場で隣に座った方々と交流したり出来る。
そんな自由な時間を楽しんた3日間を支えてくれたのは家で待つ家族。なんと幸せなことか。感謝感謝だ。
羽田へのアプローチ。いつも左側を座席指定し、窓から地元横浜の夜景を楽しみながらの着陸だが、今回は右側。アクアライン海ほたるパーキングエリアを見下ろし、無事に着陸。家族の待つ自宅へと。旅の終わりは玄関までだ。

北海道土産と
セイコーマートのハイボールでお疲れさま

4篇に渡る旅の記録。長々と書いてしまいました。最後までお読み頂いた方、本当にありがとうございました。これらをまとめたスライドショーを作るのも私の楽しみ。下記にリンクを貼っておきますのでよろしかったらご覧下さい。


いいなと思ったら応援しよう!