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【作品紹介21】ニホンザル@市川市動植物園
フォトコンテスト選出作品21本目は、ニホンザルです。
動物園のニホンザルの展示で、「サル山」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。大きな山や砦が設けられた場所にサルの群れを入れ、サルの行動を見せる展示場のことです。
大小規模の違いはありますが、サル山が設けられた動物園は多く、千葉県の市川市動植物園にも、立派なニホンザルのサル山があります。
群れの規模も大きく、毎年のように赤ちゃんが誕生する素晴らしいサル山です。
群れが暮らすサル山は、じゃれ合いだけでなく、ケンカも頻繁に発生し、本当ににぎやか。中でも特に活動的になるのが食事時間で、まかれるエサを我先に獲得しようとする様は、まさに争奪戦。
あちこちでドラマが生まれます。
そんな食事時間に撮影した作品を、全日本写真連盟関西本部主催の、全日本動物写真コンテストに応募しました。審査員は今森光彦さんです。
実はこのコンテストへの応募は今回で3回目。そしてこちらの作品がついに選出されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1659162665181-eRoekzBefW.jpg?width=1200)
一般部門:準優秀賞
タイトル:食いしん坊ですが何か?
機材:EOS 5D markⅣ EF100-400mm F4.5-5.6L ISⅡ USM
猿はエサを分け与えることはしませんので、とにかく自分のエサを確保します。そして、安全な場所へ移動し、後でゆっくり食べるのです。
この子もすでに頬袋と口の中は一杯。そして手足まで使って自分の食料を確保しています。
二足歩行になり、まるで人間のようですよね。
全身を使ってエサを確保しているので、間違いなく食いしん坊。
タイトルは「食いしん坊ですが何か?」にしました。
講評は全写連関西本部委員の方からでしたが、「食の獲得という動物の本能を活写した観察眼は秀逸」とお褒めの言葉で、とても嬉しかったです。
後日の表彰式は大阪だったので欠席しましたが、送って頂いた副賞が豪華で実用的で、思い出のコンテストとなりました。
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![おさるの写真家](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69537790/profile_833ebb4ce666cce2fec8b03020bd0df0.png?width=600&crop=1:1,smart)