【作品紹介18】シロテテナガザル@ときわ動物園
フォトコンテスト選出作品18本目は、シロテテナガザルです。
2019年のGWを利用して、ハヌマンラングールというお猿さんに会いに、山口県のときわ動物園に行きました。
事前の情報では、ときわ動物園は猿の展示が素晴らしく、お目当てのハヌマンラングール以外にも、たくさんのお猿さんがイキイキと暮らしているとの事。
初訪問の私は、とても楽しみにしていた遠征でした。
しかしながら、訪問した2日間は悲しいことに両日雨。
お猿さんは濡れることを嫌う子が多く、寝室に戻ってしまう子や、雨宿りで動かない子が続出!撮影にはとても厳しい状況でした。
そんな中で、唯一動き回っていたのがシロテテナガザルの群れ。野生環境に近い展示のため、雨にも慣れていたのかもしれません。
ずぶ濡れになっても雨宿りすることなく、遊び回ったり、ブラキエーション(腕渡り)を繰り返していました。
当然ながらシロテテナガザルと向き合う時間が多くなり、たくさんの写真を撮影して帰宅しました。
そして後日、ときわ動物園からフォトコンテストを開催するとアナウンスがありました。審査員はなんと動物写真家の内山晟さんです。
毎年参加している江戸川区自然動物園のフォトコンテストでも審査をされているので、私にとっては先生みたいなお方です。
直ぐに応募を決断し、撮影してきた写真を振り返りました。
本当はハヌマンラングールで応募したかったのですが、やはり向き合った時間が長いシロテテナガザルの方が良い瞬間が多く、応募作品はシロテテナガザルから2点選びました。
そして選ばれたのがこちらの作品です。
結果は佳作。
腕渡りをするシロテテナガザルの躍動感が良かったので、その瞬間を切り撮った一枚です。
高い樹々の上を渡っていたので、雨空の空抜けになってしまいましたが、逆にシンプルで良いかも…と応募しました。
特にコメントは頂けませんでしたが、作品の意図はお伝えできたのではないかと思っています。
初訪問で厳しい状況でしたが、苦労して撮影した事が良い思い出になったフォトコンでした。
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