産む場所をみつける#12「家族や職場の理解が得られなかった」
≪家族や周りの人の気持ちはとても大切です。一緒にいのちを迎えるチームだからです。しかし、一番大切で一番尊重されるべきなのは、産む人の意思です。≫
■ 働いている施設で産まないと言う選択肢は無かった。もちろんここで産むよね?と言う無言の圧力があった
■ 働いているところで産むのが当然、と言う無言の圧力。
■ 妊娠中勤務病院産科医師から、助産院を否定された。
■ 家族の理解が得られなくて、希望した出産ができなかった。
■ 助産院で産みたいと思っていたが、両親から初産のため、病院にしてほしいと懇願された。
■ 夫に理解してもらうのが大変だった。本当は自宅の雰囲気のような病院があったなら、夫にとってはよかったのかもしれない。
■ 家から遠いという理由で助産院の出産を家族に反対され、30代での初産ということもあり自分でも自信が持てずに近くの産科クリニックを選択。
■ 助産院での出産をまわりに反対された。
■ 出産時にお兄ちゃんを預かれるところがなく、近くの助産院であれば立ち会いもできるので希望していましたが、不妊治療から妊娠初期まで通っていた医師から、危険だからやめなさいと言われ、そこの病院でお世話になった。結局、早まるであろうお産に、遠方の両親に預けるのが叶わず、計画分娩となったり、その見立ての割には全然早く出て来なくて長い時間かけて促進剤で産んだ。あの時は医師もお客さんを呼びたくて危険だよと脅していたのかなと思えてきた。近くで自然な形で産みたかったなと、産んでから思います。
■ 自宅出産が良かったかもしれない。でも、家族の理解を得られるかよくわからず、相談しないまま諦めてクリニックにしました。
■ 兼ねてから助産院での出産を希望していましたが、第三子出産の際、家族を説得して出産しました。里帰り出産で、助産院まで高速道路を使っても40分という状況の中、助産院出産ができるギリギリの範囲だったと考えます。また、親世代の助産院に関する認識も決してポジティブではなく変わったことをやっていると、冷ややかな目で見られていて孤独を感じました。
■助産院で産んでみたいと母親と主人に、伝えましたが、はじめてのお産やから、そんなん、やめた方がいいと、心配され、説得されて、すぐに折れてしまいました。本当は自分で選びたかったなと今となっては思います。
■ クリニックで出産しました。助産院も検討しましたが、家族の協力が皆無な我が家にとってはとてもハードルが高いように感じました。
■ 職場(産婦人科)以外でお産する選択肢が与えられない。
■ パートナーが助産院に対しての理解がなかったのと、近くに助産院がなかったので諦めるしかなかった。
■ 地域の出産場所は病院が一ヶ所、クリニックが二ヶ所、助産院が二ヶ所のみで助産院のうちの一ヶ所が分娩を取り扱えなくなってしまったので実際は三ヶ所。でもどうしてもこの4箇所では産みたくなく、一時間程かかる助産院がもう一つの選択肢だったのですが、近くの病院派の実母からかなりの反対を受け、一時迷子で、妊娠の喜びがなくなり、お腹の中で動く我が子さえも本当に生まれてきてくれるのか、不安しかなく妊娠の実感すらない状態が1ヶ月ほど続きました。
■ 最初に通っていた産婦人科の医師に助産院で産みたいと伝えたとき、初産婦にはあまり勧めない、と言ったので困惑した。
■ 選択肢はありましたが、家族、身内の意見と自分の考えは違いました。出産できる施設は減っています。
■ 実家で里帰りだったので母の意向で決めた
■ 助産院で産むことを義母に反対され、当時は受け入れるしかなかった。病院が絶対的安全だと思っている人たちが多い。私は助産師で、助産院のお産も病院のお産も知っていて特にクリニックのお産は、助産師1人がほとんどみて、最後医師がやってくる。私的にはたいして安全性の意味でも助産院と変わらない、むしろ危機管理や妊娠中からの継続したケアを実施している助産院のほうが安全なのではと思うくらい。でもそれが、それを知らない人に伝わらない。
■ 今回は妊娠した際に❝自分で産む気がする!❞というインスピレーションがあり、最初は自力出産をしようかと思っていましたが、周りに止められたこと。
■ 夫の実家近くで出産したため、病院以外の選択肢を夫含め他の家族が望んでいなかったため、希望も口に出せなかった。
■ 医者が自宅出産に賛成してくれなかった
■ 自宅でお産することに対して、まわりから「あぶない」「お金がないの?」「子どもになにかあったら、どうするの?」など言われ、かなしい気持ちになった。
■ 自宅でお産したかったけど、主人が近所迷惑になるし、お産した後、仕事休めないのでと反対。すぐ来てくれる頼れる親戚がいないので、断念した。
■ 自宅出産をする人が周りにいなくて、家族に反対され流れでクリニックになった
■ 行ける産婦人科が限られている。助産院や自宅出産が良かったが、家族の同意が得られなかった
■ 自宅出産は実家の両親に心配された。
■ 初産である上、実母が出産直前に胎内で子を亡くしていたため他の選択肢はなかった。
■ 夫と母が無痛分娩を反対していた。
■ 自分は自宅出産が良くても旦那が何かあったら怖いし、仕事行くのにも自分の睡眠に影響出るからクリニックで産んでほしいと言われた。(自分で会社やっている為)
■ 当時、周産期センターで働いていた助産師です。助産院で出産すことを職員に伝えたら多くの方に「エゴ」「不安」と反対され、誰1人と思いを聞いてくれることすらなく心が痛んだ。