夢見た自分とは違うけど
昔から夢だった職業があった。
狭き門と呼ばれ、その職業になれる人は100人に1人いるかいないかという職だった。
それでも目指し続ければなれるものだと思って、その職業を目指して大学に行き、資格も取った。
私は実家にお金があまりなかった。
大学は安い奨学金を得るために高校時代に高い成績を保って第一種奨学金を借り、授業料免除を受け、大学に行く条件も国公立であることが条件だった。
いざ就職となると、なりたい職業は新卒でなれることは少なく、非常勤で働きながら目指すことを知った。
お金がなかった自分は非常勤になるかもしれない選択を選ぶことはできず、結局安定してそうな正社員の会社に就職した。
その会社で一生働くものと思っていたが、入社数年で残業が月100時間を超え、土日はボランティアで無給で働く部署に配属された。
若かった自分は普通に嫌だなと思い、現職に転職した。
今の仕事は残業代は出るが、人間関係がストレスで一度休職した。
こんなことになるとは若かりし自分は全く想像はしていなかった。
と、まぁ、ここまでは全く想像通りにいかなかった暗い人生なのだが、ここからどう生きるかは自分で決められる。
これからは楽しい方を選んで生きようと思う。
人生で今が一番若い。
今から夢だった職業を目指すのもいいし、趣味でギターを弾くことにも興味がある。
ただ、夢だった職業に今でも固執したいのか迷いもある。
ただ、私の人生なので、私だけが自分で自由に選んでいいという確信だけはある。
だからどんな未来でも大丈夫だと思える。
今、将来に悩んでいる人は、何がしたいか、それをするために何が必要かを考えて、目標に向けて突き進んでみてほしい。
一緒にやりたいこと、どんどんやっていきましょうね!
おしまい。
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