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34歳中年美容師が知らない美容室で髪切ってきて取り戻したもの

6月、緊急事態宣言明け。

まだまだ油断禁物だが、家と職場とスーパーの三角世界に目眩していた。

密を避け、わきまえながらお出かけを始めてる人達を見ていて、焦りを感じた。


感染リスクを考えると、休みに家でダラダラしている自分は世間的には優等生なのかもしれない。

もともとインドアな休日を過ごすタイプな為、出かけようにもどこに行けばいいかわからなかった。

それが焦りに拍車をかけ、休みが来る度に
「なんて魅力のないダメな人間なんだろう」と、
自己肯定感は下がる一方だった。

変わりたかった。


そしてふと、
「髪切りたい、、」と
思った。

【そうだ、美容室へ行こう!】

めちゃくちゃワクワクした。
髪を切られる事も美容室に行く事も、もともと好きだったし、美容師の職業を選んだのも美容室が好きだったからだ。

インスタで気になってた美容師さんに切ってもらお!
ポイントは「年上、隠れ家的、オシャレ」こんな所。

20代の頃は技術セミナーに行きまくっていて、他サロンの仕事を感覚的に感じる事で、自サロンにはないエッセンスを取り入れて、自分の仕事が新しくなり上手くなってきた経験もある。

美容師としても新しく変わりたかった為に、GOODアイデアだった。


電話で予約、忘れていたこの緊張感。

そして気付く、着ていく服がない絶望感。

美容室にはオシャレしていく自分だった事を思い出した。

8年前くらい、休みがない時期に着飾る感覚が薄れ始め、5年前くらい、太り始めてからはデザインよりおっきい服を探すようになり、ファッション感覚はもうなくなっていた。

美容師としては致命的、最近までそんな事も見えなくなっていた。

(今年1月、YouTube企画でモヒカンにした、画像から動画飛べます)

当日、カットパーマしてもらった。
もともと変な髪型(モヒカン)だった為、美容師さんを悩ませてしまったが、八村塁風の髪型になりお気に入り。

特別な話をしたり会話が盛り上がった訳でもないが、有名な美容師さんだけあって、めちゃめちゃエネルギーがあった。
自分はお客様にこんな良いエネルギーを与えられていたか?と反省し、尊敬した。


本題の
今回の経験で得た事

・電話予約の時点で緊張するからそれを踏まえて対応しよう
・オシャレな場所に行く時に着飾って行く気持ち
・到着時はめっちゃ汗かくし、それを申し訳なく思う気持ち
・カウンセリングで要望は全然言葉にならないし、むしろその人のセンスや引き出しに期待している
・思ったよりパーマ液は染みるし加温機が熱いのを我慢している
・お金を払って身なりを整える事でめちゃくちゃ自己肯定感上がる
・髪型変わって自分のお客様に、若くなった良い感じと褒められるし、良い影響になる
・髪型だけじゃなく、エネルギーを貰いに行ってる
・ちっちゃいお店は入りやすい

(毎日スタイリング変えて楽しんでる)

沢山の気づき、全て分かっているつもりだったが、この歳になって新規のお客様の体感をして、自分の仕事が改まる体験になった。

年上の方だったからこそ尚更、自分のこれからをイメージ出来た。

お金を払って身なりを整える事の大切さ、特に30代後半からはメンテナンスにお金や時間をかけた方が、自己肯定感が高まる気がした。

ファッション、美容、健康が趣味だと幸福度が1番高いというアンケートもある。


目標も定まったし、お客様にもエネルギー沢山渡したいし、また切りに行く時にはもっと痩せて良い服着て行きたいから、めっちゃ頑張ろうと思える体験になりました!

旅行やBBQや皆んなでワイワイ集まったりお出かけは難しい2020年けど、

美容室に行けば、幸せに前向きになれるはず!

そんな思いで、いつでもお待ちしてますね!