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「運動しなさい、瘦せなさい」と言われたら。

こんばんは、鍼灸師のおさむんです。

先ずは自己紹介

双極性障害Ⅱ型の当事者でありながら治療家でもあるという肩書き?を持つ54歳。鍼灸マ師やってます。

25歳ころに「うつ病」と診断されましたが改善せず長年苦しい生き方をしてきました。8年前の休職中に出会った先生に「双極性障害の傾向が強い」と言われてから薬を変更。徐々に症状は改善しました。「だからうつ病の薬が効かなかったのか!」と30年間の苦しみから解放されました。どの先生に診てもらうか?で人生は大きく大きく変わります。

現在はフリーランスとして働いています。妻は精神科のナース、3人の息子たちも作業療法科の大学に通学中or進学希望という医療系家族です。

膝の痛みで通院する患者さんが増えました

さて、ここから今日の本題です!
週4回、地元のクリニックで働いています。「膝の痛み」でリハビリに来る患者さんが増えました(6月、新規だけで6人!)。

医師からは「瘦せましょう!運動しましょう!」と言われるけど「やる気が起こらない…」という方が多い。そりゃそうですよね。患者さんだって分かってるんです、運動が大事って。でもやる気が出なくて「困ってる」んです。

去年の3月までは皆さん散歩したり運動教室に通っていました。それが全て消えました。一緒にやる人がいたから運動できていたんです。「あの人も来るから教室に行こう」とか「おしゃべりが楽しいから散歩できた」んですよね。


さてどうしたら「やる気」が出るのか?「それだったらやってみようかしら」と思えるのか?患者さんと一緒に考えた結果、次の2つは効果があったようです。ご参考までに。

①買い物も運動です
買い物って楽しいですよね。いつもと違うスーパーに行ってみる。無理なく歩けます。何かに集中すると痛みって忘れませんか?市町村で運営している送迎バスを利用して行ってもらいました。買い物も楽しめる。喋らないけど人の中にいるだけで安心する。また行きたくなる。楽しくなる。運動する習慣が復活しました。

②スーパー銭湯に行く
私の住む地域では車を走らせれば1時間以内にスーパー銭湯や日帰り温泉が点在しています。広い浴槽で足を延ばせば気持ちいいですよね。露天風呂があれば日光浴も出来て更に気分が上がります。ここでも人の中にいることで安心感を得られます。元気をもらえるのです。休憩室で仮眠を取ったり、瓶のコーヒー牛乳を飲んでほんわかしたり。「夜ぐっすり眠れて嬉しかった」ようです。この方は家から歩いて通院するようになりました。

どうでしょうか。「リハビリしなきゃいけない」と嫌々通院するくらいなら
買い物に行ったり温泉に行ってもらった方がいいですよね。

また投稿します!


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