漫画「ベルセルク」作者の三浦健太郎さん ありがとうございました
衝撃のニュースが飛び込んできました。ヤフーの急上昇ランキングに「ベルセルク」と出ていたので、ヤングアニマル本誌で連載再開かと見てみると、作者の三浦健太郎さんが亡くなられたというものでした・・・
「ベルセルク」は自分にとって非常に思い入れのある大好きな作品の1つだったので本当に・・・本当に・・・本当に・・・ショックです。
「ベルセルク」との出会いは、何か面白い漫画はないのかと探していた高校生の時でした。圧倒的な画力と壮大なストーリーに大きな衝撃を受けたのを覚えています。
すでに「ベルセルク」は売れていて超人気作品だったのですが、当時私は少年ジャンプを中心に少年誌ばかり読んでいて目に入っていませんでした。
漫画と言えば少年誌、少年誌以外認めないみたいな少年漫画至上主義みたいな所があったのです。しかしベルセルクを知ってからは、青年誌にも面白い作品があるんだという風に考えが変わりました。
この衝撃は当時の私にとってはかなり大きく、居ても立っても居られなくなり、生まれて初めてファンレターみたいものを出した所、驚きの展開が待っていました。
なんと翌年三浦先生から年賀状が送られてきたのです!!!
まだ駆け出しの新人漫画家さんなら返信の手紙もあるのかもしれませんが、すでに超売れっ子漫画家でダークファンタジーの代名詞のような作品である「ベルセルク」の作者から年賀状が届いた事に、とても驚いた事を今でも鮮明に覚えています。
ちなみにこれは今年頂いたものです。
このように作品だけでなく、人間性も素晴らしくファンを大切にする所が本当に大好きでした。
以前noteで「画力が中々上がりません・・・」という記事を書かせて頂いたのですが、その中で絵の上手な漫画家さんの1人としても挙げさせてもらっていた位、本当に画力の凄さは圧倒的でした。
圧倒的な画力と壮大なストーリー、この2つを兼ね備えた漫画家さんはそうはいません。未完になってしまいましたが、まだ「ベルセルク」を読んだ事がない人は是非読んでみて下さい。映画3部作も素晴らしいですよ。
心よりご冥福をお祈り致します。そして本当にありがとうございました。
ベルセルクは永遠です。
投げ銭感覚で良いので、少しでも作品に興味を持って頂いたら、皆さんの元気を、ほんのちょっとで良いので私に分けて頂けるとありがたいです。 皆さんのサポートが私の大きな力に、そして支えになります。これからも作品はずっと描き続けていくので、よろしくお願いします。