五感
物事をインプットする時、耳で聞いた方が覚えやすい人、目で見た方が覚えやすい人、嗅覚や触覚や味覚等のその他の感覚を覚えやすい人というパターンがあるらしい。
そしてアウトプットするのも、音声や音楽という形で表現する人と、文章や絵で表現する人と、工芸品のようなものづくり、正確に狙った味を出せる、なんて表現をする人もいるらしい。
更に、どういう風にインプットしたものを覚えているのかは、頭の中で映像として覚えてる人、文字として覚えてる人、音声として覚えてる人と、なんか色々居るらしい。
そこから更に細かく細分化されて、耳で聞いて覚える人の中でも、音階で覚える人だったり、誰かが話している声だったり、効果音のような音だったり、それぞれ得意分野があるそう。
目で覚える人も、感覚で覚える人も、それぞれ得意分野が細かく分かれるらしい。
と言う事はですよ。
例えば大きな滝の目の前にいたとしても、ある人は眼前に迫る滝や岩の大きさを、ある人は飛んでくる水しぶきの冷たさを、ある人は大量の水が流れ落ちる大きな音を一番に感じているんですよ。
なんかこれ、凄くないですか?
同じ時間に同じ場所で同じ景色を見ているのに、それぞれ感じてることが全く違うんですよ。
同じ事してたからといっても、同じ感想を持つとも限らないって事なんですよね。
不思議だなぁ。
私は、インプットは目、アウトプットは感覚、覚えている時は映像のパターンのようです。
が、音楽は歌詞よりメロディで覚えるし、相貌失認なので人の顔を覚えられない代わりに体格や雰囲気で覚えてるし、絶対にこう!っていう訳ではないんですけどね。
最近ポッドキャストラジオをよく聞くんですが、ラジオを聞きながらふと思考に没頭してしまい、何を聞いていたのか分からなくなる時がよくあります。
不思議な事に、本を読んでる最中はそういう事があまり無いんですよね。
本の内容に頭の中を乗っ取られて、その他の思考ができない感じ。
お陰で、何度電車を降り損ねた事か!(笑)
音楽やラジオを聞いているだけでは、降り損ねる事なんで全くないので、集中できる度合いが違うんですかね。
これも人によって色々あるんだろうなぁ。
人間って不思議だ。