建玉の練習【週足傷の付いていない高値圏の横ばい】
今日の練習銘柄は【8876 リログループ】です。
まずは週足から局面判断をすると
週足の局面判断
線の順番がパーフェクトオーダー
綺麗な上昇局面なので、
1800円~1500円横ばいではあるが、
まだ上げ止まりのサインも出ていないので、上昇で戦う
と決めます。
日足の局面判断
横ばいではあるが、週足で上昇局面であることを根拠に
■ 日足でオレンジタッチをしている➩日足vs週足だと週足が勝ちやすい
(オレンジタッチは週足のスイッチ)
■ 緑の安値が切り上がっている+安値の切り上がりが青の上、前回の緑の安値切り上がりは全部の線の下だったので、前回よりも強くなっている
■ 緑の局面判断は既に上昇が確定している
■ 現在の株価の位置は全部の線の上
⇩
週足 上昇
緑の高値安値 上昇
線の順番 上昇
なので、横ばいの上限と思えば売れなくもないが、敢えて売りをする必要がないと考え買いで勝負する。
横ばいではあるので、上限の1800円は意識する必要はあるが、緑の下げの角度が緩くなっていたので上げやすいとみる。
仮に下げるのであれば、
■ 緑の高値切り下げ
■ オレンジタッチ2回目以上であるここで下げて良かったものを下げない=強いという見方
⇩図解
実際の建玉
①0-2
前の高値を越えた位置で横ばってくれれば、長期線が上向いてくれるので買いにとっては良い
この時の週足も、前回は1800円にタッチしてから勢いがあって下落したのに対して、今回はローソク足に勢いは見られない。
②0-2
赤を割ったので買い直し。
全部の線が集中したところからはなれて線の順番が整っているので、上げが確定したと思っている。
次の買いを入れるとしたら、コストを緑の下に下げたいので直前のローソク足の安値1750円を割れたあたりと決めておく。
余談
決めた1750円までも下がらず、小さな横ばいになってしまった。
一度横ばい始めると意外と長く続きます。。ここでしびれを切らさないように!
横ばい局面は手数や玉を増やし過ぎないように注意する。「上げを確信して玉を積む」などという方もいますが、それは、仮に逆にいかれた時の建玉操作のシナリオが具体的に立っていないのでは!?と思います。
とにかく、資産を減らさないようにする頭が一番重要
③0-2
赤を割ったので買い直し。
前の高値を越えていて、どこまで上がるのかの上限がなくなったので、トレンドに乗って買いを続けていく。
「赤を割ったら買い直し」を最後までやりきる。
自分が買いを手仕舞ったからとい「次は売りだ!」と思うのは厳禁!
相場経験が長い人ほどそういう考えに陥りやすいが、その考えに至らないように日々練習をして気を付ける。
④0-2
赤を割ったので買い直し
⑤0-4
局面が良いので、青タッチまでは戦う玉として均等に積んでいく
⑥0-0
赤を割ったが、今回は
■ 上昇3ヶ月目で赤の高値が2300円で2回揃った。
➩売り上がっている人からすると前の高値を越えたところは売りやすい。
■ 上昇5か月目ともとれるので6か月目が近い事
から、買い方向の目線に変更はないが、下げやすい場面なので、コストを緑よりも下から持って操作をしやすくする為、緑タッチまで買いを待つ。
⑦0-2
予定通り緑を割ったので買い
⑧0-5
青タッチが3か月以上あいて1回目なので買い
⑨0-2
赤を割ったので買い直し
緑と青が交差する前に赤が緑を越えてくれたので、ここは押し目
⑩0-0
上がって良いはずのところで上がれず赤を割ったので、と時間切れで終了。しかしまだ局面は崩していないので、まだ買いで戦う。
感想
17年4月の横ばいでもっと積めばよいではないのか?
と考える人も多いかと思いますが、ここで玉を積み過ぎると、逆をいかれた時にこれまでの利益を全て吐き出しかねない。
大概の方が1銘柄だけでの戦いはしていないはず。
複数の銘柄を扱うのであれば、一つの銘柄を積み増すのではなく、
それぞれの局面に応じた玉を入れていくことが重要なのではと思います。