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Stepnの心理学①”歩かないと損”

 というわけで、今回は、Stepnの歩かせる仕組みについてお話をしていきたいと思います。

 こんにちはフクシンです。

 5月初めゴールデンウィークに、ぼくはStepnをはじめました。それから約1か月。その間に、Stepnのチャイナショックがあり、また仮想通貨市場もBitcoinを中心にすべてが大暴落していて、Stepnも崩壊かなんて一部では言われています。

 そんな中、STEPNのゲーム経済のための行動計画がでました。

 そこには、スニーカーの需要を上げるゲームの仕組みの方針がうまく作られています。

・エナジー共有を徐々にB国とS国のエネルギーを分けて、スニーカーの需要を増やす。
・MINTのクールダウン時間を48時間から72時間にして、供給量を減らす。

・例えばコモンなど同じ品質の靴を5足合成して、アンコモンなど高品質の靴にすることができ、在庫を減らす。

 需要を増やして、供給を減らす。そう来るか~と思いました。
 運営側はクレバーです。

 でも、本当にStepnが続くかは、よくわかりません。周りのゲーム業界や仮想通貨の動向などいろんなファクターで続いていくのかも知れませんし、崩壊するのかもしれません。

 ただ、人を動かす、夢中にさせるゲームとしてよくできていていて、人はこういう仕掛けで動くんだと思わされる仕組みがいっぱいです。

 今日は、僕がStepnを使ってみて感じた、人が動かされる仕組みをぼくなりの見方でお伝えしたいと思っていますので、ぜひ最後まで見てくださいね。

 僕は、人と未来をタップダンスでデザインするキャリアコンサルタント公務員としてタップダンスのお話や、コミュニケーション、キャリアコンサルタントなど、ぼくの身の回りに起こるいろんなお話を発信しています。
 今回ご紹介する動画以外にも有益な情報がいっぱいあるので、ぜひチャンネル登録をしておいてください。


歩かなきゃ損って心理

 今日お伝えしたいのは、人って損をしたくない生き物です。
 プロスペクト理論といって、例えば、セール品や期間限定という言葉に弱いのは、この機会を逃せば、商品が手に入らないという思いから、購入意欲につながります。
 Stepnでは、あるなかきゃ損という意識が生まれます。これって、これまでない体験ですよね。ぼくなんか、楽をしたいという中、短い距離でもバスで行こうかとかいうときに、少し一駅歩いてみよう。ぼくにそう思わせるのは、Stepnのゲームの仕掛けにあります。
 Stepnを始めて思ったのは、そう、歩かなきゃ損って思いにさせられる。これはすごい仕組みだと思います。
 これを、ぼくのStepnをめぐるある一日の動きでお伝えしていきたいとおもいます。

 まず、Stepnの仕組みから

 ゲームには、エネルギーといって、走ったり歩いたりしたらポイントが付く時間が決まっています。
 このエネルギーは、6時間ごと、日本では午前10時、午後4時、午後10時、午前4時の一日4回にエネルギーが4分の1ずつ増えていきます。

 一日で満タンになるエネルギーの量は、スニーカー1足でエネルギーの単位では2.0と10分程度、3足で4.0と20分程度、9足で10.0と50分程度歩けるポイントが増えていきます。
 一日のGSTを多く得るには、エネルギーを上げることが必要で、そのため、スニーカーを買ったり、MINTしたりして増やしていきます。
 そう、早くGSTを得て原資回収をするために、1足最低今なら3万円程度のスニーカーに投資します。

 この仕組みの中、どんな生活スタイルになるでしょうか。

Stepnと過ごすぼくのある一日

 僕の実体験です。

 僕はスニーカー3足持っていて、一日4.0のエネルギーを持っています。

 昨日すべてのエネルギーを使い果たしたとして、朝6時に起きると1.0のエネルギーがたまっている。
 通勤する8時に、5分あるいてエネルギーがゼロに。10時に1.0が増えて、昼休みは会社の近くでランチ。昼から仕事して4時にまた1.0増えて、合計2.0となり、帰宅時間に5分程度歩くんですが、あとエネルギーが1残っているので、あと5分ほど少し歩いて、ケーキ屋によってお菓子を買って帰って、最大のGSTを得てエネルギーはゼロに。
 夕食後10時を過ぎるとまたエネルギーが1.0となっていて、このままだと、明日の朝には2.0だから、すこし遠回りして会社に歩いていこうといった具合に、Stepnに振り回されながら、歩かなきゃ損という感じで、計画的に歩きます。
 人は、損をしたくないという、プロスペクト理論から来るんだと思います。だから徹底的に歩きます。
 これが、健康アプリのすごい仕掛けだと思います。


習慣は恐ろしく効果的

 健康アプリで、歩くことを習慣づける。これが、ゲームに実は動かされているんだけど、それでも人は歩くことにより、ストレスが解消され、ポジティブホルモンが分泌されたりします。

 皆さんも、歩くことにより気分がすっきりしたりしませんか?歩いて気分が悪くなったという人は、あまり聞きませんよね。
 ゲームがそんな風に自分を導いてくれる。それだけでも、ゲームの価値を感じてしまいます。

 こうした一日が人々の中に習慣づくと、健康寿命が長くなるだけじゃ なく、Co2削減など、いろんな効果につながってきます。

 まさに、Stepn運営者が提唱しているコンセプトそのもので、なかなか、よく考えられたすごい仕組みです。

 こうした一日が習慣になると、なんだかそうじゃないことが気持ち悪くなってきます。
 歩いてみると、見える景色が変わってきて、空気が気持ちよかったりと、歩くことが単に移動するだけじゃなくて違う目的がある。それもいい感じになっています。
 するとStepnのゲームに対する評価が単に投資としての意味合いから、自分に貢献してくれる健康アプリへと変わってきます。

 今日は、Stepnと過ごす一日をお伝えしながら、損したくないっていう気持ちからいつもより多く歩くこと、また歩いた後の爽快感からくるゲームへの評価が変わってくるという、Stepnで見る沼る心理の第1弾のお話でした。

 また、Stepnについては、別の切り口で感じた人の心理をいくつかお伝えしてきたいと思います。

 今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
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 人と未来をタップするキャリアコンサルタント公務員 フクシンでした。
 また次の動画でお会いしましょう。 

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