友だちって必要?不要?
というわけで、今回は、「友だちって必要?不要?」というお話をしていきたいと思います。
こんにちはフクシンです。
みなさんタイトルを見て驚いてると思います。今日は、友達って必要か不要かというお話です。なぜそんなタイトルにしたかというと、普通なら友だちって必要だけど、素のままの自分を出せないのは友だちでもなんでもなくって、ストレス感じるなら友だちなんて作らなくていい場合もある。そう思うから、こんなタイトルにしました。
皆さん、友だちってたくさんほしいですよね。
でも、仕事の悩みの8割は人間関係という本が出ているほど、人間関係はストレスもあるし、それが基でメンタルダウンになることもあります。
皆さんも、友達関係で悩んだ経験ありますよね。
僕も、過去いろんなことがありました。今日の考え方で整理しなければ、今でも悩んでいたと思います。
今日の考え方を整理するだけで、みなさんの悩みがなんとなく消えるとうれしいです。
実際に僕の今の悩みは、主に自分自身のことが中心で人間関係で悩むことはなくなりました。
僕は、人とテクノロジーをタップダンスでデザインする地方公務員としてタップダンスのお話や、コミュニケーション、キャリアコンサルタントなど、ぼくの身の回りに起こるいろんなお話を発信しています。
今回ご紹介する動画以外にも有益な情報がいっぱいあるので、ぜひチャンネル登録をしておいてください。
なぜ、友達を求めるか
さて、今日も結論からお伝えします。
友達をつくるなら空気を読むなですが、素のままの自分を無理なく、さらけ出せということです。このことをこれから順を追って説明していきます。
まず、なぜ人はコミュニティを求めるかということからお話していきます。マズローの5段階要求説では、家族や友人と親しくありたいという親和の要求は、生きることが保証され、安全に暮らせるということが保証されるとその次に求められる要求です。その上には、承認要求や自己実現の要求がありますが、その基礎となる部分であり、親和の要求以上が自発的な要求のスタートとなります。
例えば、社会人になって初めて会社での新人が集まる会や、新入生となって入った学校での初めての集まり。まず、隣の人に声をかけませんか?「どこ住んでいるの?」とかいうきっかけを作って。そこには、相手も自分と同じように不安を感じているだろうから、一緒に不安を解消していこうという気持ちだと思います。人はどうも、不安になると友達を創りたいと思う傾向が強いそうです。
ぼくが触れた最近の事例
最近、ぼくは2つのオンラインサロンに入りました。
フリーランスで国際協力の活動をされている方が主宰されているオンラインサロンです。
もともと、このチャンネルが好きでよく見せていただいてたんですが、貧困・戦争・人権・環境問題等、世界で起きている国際問題について、取材したり、情報やデータを分析したりして、人々に伝えることを目的で運営されています。
普段、公務員で仕事するぼくは、身近な社会的問題に出会う場面が多くて、でも、このチャンネルでは原さん自身がアフリカでの国際協力での体験などを通して生のお話、また視野を広げてくれるお話がとても僕にプラスになっています。もう少し深く学んでみたいと思い、オンラインサロンに入ってみました。
オンラインサロンに入ると、もっといろんなテーマでいろんな世代、いろんな方が議論されていました。
ここでのオンラインサロンは、居心地のよさだと思います。とかくいろんな議論を呼ぶテーマでは、いろんな意見が当然あります。これを、例えばオンラインサロン以外で行うと、最近では許せない人、極端な人、正義を貫く人。いろいろいて、いろんな意見を聞くことができません。このオンラインサロンでは、それを認め合える基本的なルールについて共感できる人が会費を払うことで確認される。そんな感じがしています。安心できる、許されるコミュニティって大事ですよね。ネットの世界ではこれがつくりにくいですが、このオンラインサロンではなんとなくそんな感じがしています。
もうひとつはプログラミングのオンラインサロン。最近ぼくがYouTubeを見て初めて見たプログラミング。言語がいろいろあるんですが、フラッターという、iosもアンドロイドも使えるGoogleが提供するモバイルアプリフレームワークです。プログラミングって、やってみるとバージョンアップが早くって、YouTubeを見てやってると、例えば半年前の動画でも、画面が変わってしまいます。こうしたときに行き詰まってしまい、教えてもらえる環境が必要と思い、オンラインサロンに入ってみました。
行き詰まったときには、ググればいいのですが、どう調べればいいのか、またググれてもプログラミングって英語のホームページが多くって、それだけで心が折れる。そんな感じでした。
オンラインサロンに入ってからもしばらくは状況は変わらなかったのですが、どうしても詰まってどうしようもない時に、質問を書いてみました。すると、ほんと助けてくれる人っているんですよね。神かと思いました。何かちょっとしたことでも、人は勇気をもらうと一歩進める。
それから、結構自分でも調べられるようになってきました。挫折するしないは、こんなところでも変わるのかもしれません。
仕事では友だち不要
1976年にアメリカのマクレランドが提唱した達成動機理論では、友好的かつ密接な対人関係を結びたいという親和欲求、これに加えて、他の人々に何らかの働きかけがなければ起こらない行動をさせたいというパワー要求、ある一定の標準に対して、達成し成功しようと努力する達成欲求の3つの欲求があると提唱しています。
親和要求が強すぎる人は、職場では私情を仕事に持ち込むことがあり、おそらく管理職には向いていません。また弱すぎると、人の感情を無視して仕事を進めることがあります。管理職など、人に動いてもらうことで仕事されている人は、このバランスが大切だと思います。
仕事で利害のある人とは、なかなか友達になれないものです。特に僕の場合は、そうです。仕事の仲間は友だちとは少し違います。仲が悪いわけではないのですが、一定の距離感があって仕事の仲間としておつきあいさせていただいてます。
でも、仕事をしない世代、つまり学生や退職後の人たちは、こうしたことが必要ないので、友だちは大切ではないかと思います。こうしたときに友達になれるのは、仕事をしてきた仲間は肩書を外してから付き合えるのかもしれません。
不安なことが沢山ある時代です。不安と戦うのは、友達がいたら乗り切れるような気がしますよね。
でも、友だちとの関係自体が不安なら、それは本末転倒。だから思い切って素のままの自分を認められる人間なのか、それを見極める必要があるのではないでしょうか。
素のままの自分を受け入れてくれる関係は大事
学生のころ、クラスでも人気のある人を横目で見てて、うらやましいなって思っていました。そのコンプレックスはいまでもたぶんどこかに引きずっています。
周りにはいつも人がいて、楽しそう。そんな風景にあこがれる。それは今でも変わらないかもしれません。
でも、今思うと、周りにいつも人がいる中心にいる彼らもどこかで寂しさを感じていたかもしれない。笑顔を創ることが嫌になっていたから。それはわかりませんが、そんな気がします。
ぼくも今ひとに動いてもらう仕事をしていて、孤独を感じる瞬間がある。でないと担えないという状況があります。でもそれでも寂しくなくて、人が動いたり、成長したりすることがその癒しになっている。
たとえばタップ、仕事、プログラミング、オンラインサロン、それぞれの分野でちょっとお話できる人がいて、不安が解消されたり、一緒に笑えたり、泣けたり、なんかそれだけでいいかもしれません。自分のテーマに応じてそれぞれの分野に薄ーく広ーく友達がいる。多くなくてもいい。自分なりのネットワークがあって、自分だけの彩りのともだちがいて、いつも安心させてくれる。それだけでいい。それが素のままの自分を受け入れてくれる友達だから。
今日は取り留めのない話になったかもしれませんがまとめてみます。
人は、不安を解消するために友だちを求めます。
実際、ぼくも最近オンラインサロンに入ってみて、新しい学びがあったり、安心感をもらってプログラミングが進んだりしました。
仕事では、友達関係は必要ありません。それは情に流されてては、ビジネスにならないからです。
自分が持っているテーマ、素のままの自分を受け入れてくれるのは、薄く広く、いろんな分野のたくさんの友達に自分を受け入れてもらえる環境を創れば幸せになれるのかもしれません。
今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
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人とテクノロジーをタップダンスでデザインする地方公務員 フクシンでした。
また次の動画でお会いしましょう。