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好きなことは仕事にするな!

 というわけで、今回は、「好きなことは仕事にするな」というお話をしていきたいと思います。
 みなさん、タイトルを見て、あれ?好きなことを仕事にできる時代、活かさない手はないんじゃと思われているかと思います。今日は、好きなことを仕事にするといい面もあるかもしれませんが、逆にこんな困ったことがあるんじゃないか、そんなお話です。
 春です。就職活動を終えて、企業に就職したり、これから社会人デビューされる方もいるかと思います。また、これから、就職活動を始めようという方、真っただ中という方、いろいろいらっしゃると思います。第一志望の仕事、また思いとは違う仕事、いろんな仕事に就いて、でも、就職って自由な学生の時代が終わる。あーもう人生終わりやん。そう思われている方も多いかと思います。

 ぼくも、社会人になる前はそんなことを思っていました。昨日と同じ今日、今日と同じ明日。毎日つまらない日々を過ごして、あーつまらない人生だ!そう思っていました。

 皆さん、就職とか、墓場に行くようなものだと思ったりしてませんか。ぼくも、大学卒業の頃、そう思っていました。でも、実際に仕事して、自分の役割ができてきて、新しい視点や成長が感じられて、いろんな環境に育ててきてもらったと思っています。
 みなさんも、今日のお話を最後まで聞いていただいて、その通りにやれという感じじゃなくて、ぼくはそう思うというお話を参考にしてみてください。また、スキを仕事にできている人も、参考に最後まで見ていただき、あーこんな考えもあるんだくらい思っていただければと思います。

 僕は、人とテクノロジーをタップダンスでデザインする地方公務員としてタップダンスのお話や、コミュニケーション、キャリアコンサルタントなど、ぼくの身の回りに起こるいろんなお話を発信しています。
 今回ご紹介する動画以外にも有益な情報がいっぱいあるので、ぜひチャンネル登録をしておいてください。


24時間走り続けるな


 まず、今日の結論からお伝えします。
 好きなことを仕事にするって思っている人。今すぐやめた方がいい。というのは言い過ぎですが、これからいろんな経験があなたを待っていると思います。
 その経験の中で、新しい価値観がつくられ、また時代も変わってきます。あなたの今の価値観って、10年後、20年後同じでしょうか。同じならそれも一つですけど、ぼくにとっては価値観が変わらないというのは、満足する人生とは言えないのではとも思います。
 価値観が変わっていく、そんな自分を楽しむ。そんなお話をこれから伝えていきたいと思います。

 コロナ禍になって、人との接触を避けるよう、社会全体の仕組みが変わってきています。自治体でも、窓口での混雑緩和で、手続きの電子化、押印の廃止などが進められていて、ぼくらもテレワークをする機会も増えてきました。
 テレワークは、以前からやってみたいと思っていて、制度ができて僕は過ぐに体験しました。自分の家で行うのですが、その中で思ったよかったことと、イメージと違って感じた問題点をお伝えします。
 よかったことは、とにかく移動時間がないということ。それと、身だしなみにあまり気を使わないこと。
 その反面、仕事とプライベートを分けることが難しいなって思いました。ぼくは仕事のポリシーはタイムイズマネー。時間中は全速力で進めて、仕事が終わると、まったく関わりたくない。そういうタイプで、例えば服装、場所を分けること、また通勤時間。これまで気づきませんでしたが、気持ちを切り替えていたのだと思いました。

 場所、時間を分けることはほんと大事。
 自営業を自宅で営まれている方は、そうじゃないかもしれませんが、ぼくはそうじゃないというお話です。

 人の幸せは、バランスで決まる。仕事に夢中になりすぎると、そればかりになるが、それだけでは家族との時間がとれない。ほっとする時間もない。たぶん息が詰まる。
 好きなことも好きでなくなる。

 マラソンは、長い時間走るけど、給水所があって、休み休み。
 生活の中には、走る時間、歩く時間、周りの景色を見て、本を読んで、寝て。いろんな彩りがあるようが幸せでは。と僕は思います。

 やめておいたほうがいい、ひとつめの理由です。

就職って墓場だと思ってたけど、違う自分が生まれるスタート

 情報は、今インターネットとかSNSとかで、自分で選んでインプットする時代。新聞も読まない、テレビも見ない、ひとりひとりが選んだ情報に深くかかわれる。そんな時代になっています。
 仕事もメンバーシップ型といって、会社に入って、ジェネラリストとして成長していく。いわゆる年功序列型で年齢が行くとともに役職が上がっていくという時代から、ジョブ型といって、ひとりひとりの仕事が明確に決まっていて、各セクションの専門的な業務を、その道のエキスパートが会社をいろいろ変わりながらも進めていく。また、条件のいい職場へと流れていくといったスタイルに変わりつつあります。 

 こうした時代には、一芸に特化した働き方、過ごし方がメジャーになってきます。でも人は、そればっかりしていても幸せにならないような気がします。
 好きなことだけやっても考えが固まる。
 それよりも、いろんなことから発想を豊かにできる方が絶対楽しいと思います。
 そんな時代に人を成長させるのは、自分の求めていない情報や人との出会い。好きなことだけで縛られるんじゃなくて、いろんな分野、いろんな人との出会いから、新しい自分を見つける。そんなことがほんとの贅沢になるかもしれません。


 仕事を辞めた経験があるという また、ほかの分野のことを知る、経験することで、ライフワークに活かせることが、ぼくの経験でもあります。
 例えば、お金のこと、NPOのこと、地域での活動の広げ方のこと。コミュニティのこと。ライフワークの活動に大きな財産となっています。

仕事は作業・パターン

 7.5.3って知ってますか。子供の7.5.3じゃないですよ。
 中卒の7割、高卒の5割、大卒の3割が3年以内に初めての就職先から耐えられなくなって離職する率です。
 実は実際には今では、6割4割3割という率になっています。
 最近は離職も、次のステップに行くための、キャリアアップのための離職もあると思いますが、そうではない事例が多いのではないでしょうか。

 好きな分野なら仕事を続けられるか、僕は仕事を続けられるかどうかは、仕事として割り切れるかどうかがポイントになってくると思います。

 好きな仕事も、好きじゃない面もやって、自分が納得できるのか、ポリシーに合うのかどうか、そんな自己矛盾を抱えて仕事をしていくことになります。

 例えば、ダンスでもギャランティをもらってする仕事があった時には、やっぱりダンスでもクライエントの要望に応えることとなるので、当然自分の思う姿を実現するという目的とは違ってきます。仕事でなく、ライフワークであっても、それは自分一人でなく、他人となんらかの形で関わって活動するので、折り合うことが必要になります。
 要するに、自分の提供する商品やサービスが、他人に役に立つからギャランティが生まれる。人のためにいかに自分が活かされるかを考えられる人こそが、スキを仕事にできる人です。

 あなたはどうですか?
 好きなことをずっとしていたい。でも仕事になると、それ以外のファクターが入ってくる。
 僕は好きなことを仕事にしたい 学生のころ、そう思ってたな。 でも今なら、好きなことを仕事にしたら、嫌いになってしまうかもな。

 なぜなら、好きなことを仕事にしたいってことは満足したいという意味だと思う。でも仕事になるとビジネスなのでフラストレーションたまる。妥協も必要。

 仕事って、社長がやりたくないことを、代わりにするので、嫌いなことが多いはず。とひろゆきさんもYouTubeで言っていました。

好きなことは続けられることが大事

 好きなことを仕事にしても、仕事と好きなことは別に考えた方がいい。それは僕の考えです。

 最近は、本業以外にも副業とか、ネットビジネスとか、いろんな展開が考えられます。好きなことを仕事にしてみて、試して、イメージと違うのであれば、違う展開をかんがえればいい。
 好きなことを仕事にするならいつでもできる。
 僕も実際、YouTube出したり、タップやったり、note書いたりしてるけど、仕事とプライベートの区別がわからんようなってきた。結構、ストレスも感じだしている。

 メタバースとかテレワークとか、面白いし、でも仕事とプライベートの境目が見えない仕事の仕方はストレスが結構あるかと思います。

 好きなことは続けられることに意味がある
 働くだけが道じゃない。
 僕の社会人になってからの出した結論です。

 さて、まとめです。

 最近は、テレワークとか多様な働き方が生まれている反面、仕事との境目が見えなくなってきています。仕事とプライベートを仕分けする物理的な、時間的な区分は大切です。
 そんな中、好きなことを仕事を仕事にしちゃうと、24時間働き続けてしまうというのが本当の幸せになるでしょうか。
 インターネットなど個人が情報を選ぶ時代になって、自分の出会わない情報にであうのは、別の分野で出会うことが多いと思います。そういう意味では好きなことを仕事にすれば、別の情報に出会えない可能性もあり、幸福度が増すのかどうか、ぼくには疑問です。
 仕事は作業であり、人のために貢献すること。好きなことを仕事にする場合でも、仕事とプライベートは分けて考えることが必要です。
 好きなことは、続けられることが大事。副業とか、SNSとかいろいろ試してみて、あなたの幸福度が上がるスタイルを試しながら探してください。

 今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

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 人とテクノロジーをタップダンスでデザインする地方公務員 フクシンでした。
 また次の動画でお会いしましょう。 


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