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「自分のどんなところを認めてほしいですか?」

おはようございます。
WEBチームのNです。

本日の魔法の質問です。

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【魔法の質問 208】
「自分のどんなところを認めてほしいですか?」

人は褒められると、その分だけ伸びていく。うれしくなって、モチベーションが上がる。
「どんな言葉で褒められたらうれしいか?」という“褒められてうれしい言葉リスト”をつくってみよう。
あなたの仲間や親しい人に、そのリストを渡して褒めてもらう。
反対に仲間や親しい人にリストをもらい、それに沿ってあなたが彼らを褒めてあげる。
お互い、それを糧に成長していこう。
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マツダミヒロ『365日の質問』(光文社、2021年)

他者から評価されるのは、嬉しいですよね。
しかし、評価のされ方によって温度差もあるような気がします。

評価されたいところが評価されている → 嬉しい。
自分の中で特に推してはいないところが評価されている → うれしいけど……なんで?

後者の場合は、決定的に「セルフイメージ」と「自分の行動」に乖離がでている状況だと思うので、自分が他者にどう思われているかを推し量るチャンスだと、私は思います。もちろん、逆に批判を頂いている時も同じような推し量りはできるはずです。

私自身が褒めて欲しい所はなんて、自意識丸出しに語られても皆さん正直困ると思います。
代わりに自分の推しを自意識のスケープゴートとして紹介してそれを褒めてー!と主張するのにとどめておくことにします。
まわりくどい承認欲求ですが、もう少しお付き合いください。

ちなみに推しは、この半年に読んだうちの面白かった本10選です。
一部、現在新刊書店での入手が不可の本も含まれます

「プロジェクト・ヘイル・メアリー」アンディ・ウィアー著
オバマ元大統領の「2021年の必読図書24選」にも選ばれた傑作!
アメリカ文学の最先端でもあり、現代SF最高峰とも言える本なのに読みやすい!
まったく前情報を入れずに一気に読むのがおすすめです。

「三体」三部作 劉慈欣 著
ここ数年の翻訳小説の中で話題性筆頭の、中国で書かれたSF小説。
奇想と壮大さでは追随できるものなし!の三部作。
SFに少しでも興味ある方ならば、このビッグウェーブに乗って損はありません!

「火山のふもとで」松家仁之 著
建築家フランク・ロイド・ライトの弟子をモデルにした人物が活躍する、80年代を舞台にした現代文学。
近代建築に興味のある方におすすめです。

「皆のあらばしり」乗代雄介 著
芥川賞候補作の歴史ミステリじみた快作。
着地点もつかめないまま読み始めると、思わぬ読後感の良さに驚きます。

「カッコーの歌」フランシス・ハーディング
児童文学を名乗りながら、大人顔負けの絶望と希望を提示する、ダークファンタジーの大傑作。

「引き出しの中の家」朽木祥 著
こちらも児童文学。ほのぼのとした日常+ファンタジーと思って読むと、唖然とする程の美しい展開に息をのみます。

「レオノーラ」エレナ・ポニアトウスカ 著
シュルレアリストのレオノーラ・キャリントンの生涯を浮彫にするノンフィクション。
マックス・エルンスト、ダリ、ブニュエル、ガルシア・マルケス等々のまるでアベンジャーズの如く伝説の文化人たちと当たり前のように交流するレオノーラ・キャリントンがとても魅力的です!

「十二人の手紙」 井上ひさし 著
井上ひさしがこんな小説を書いていた!と読めば驚きます。
東野圭吾張りの奇想ミステリの傑作です。

「ダーク・ジェントリー 全体論的探偵事務所」ダグラス・アダムズ 著
ネットジャーゴンも生み出した伝説の作品「銀河ヒッチハイク・ガイド」の著者の描く形而上ミステリー、何言ってるのか判らないながら面白い謎の怪作。

「米朝ばなし」 桂米朝著
今は上方落語四天王最強の一角米朝の師匠の語る究極の大阪ネタ本。

もし、ご興味いただきどれかを読んだ!という奇特な方がおられましたら、もれなく読んだ本から派生するおすすめ本をNからさらに紹介させていただきますが、若干ウザいかも知れません……

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