「相反する何を体験したいですか？」

本日の担当はSです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Q173
「相反する何を体験したいですか？」

清く正しくありたいと願うとき、自らの邪念を払い、我欲を手放そうとするだろう。でも、それらを徹底的に排除しようとすればするほど、幅が狭く融通のきかない人になっていく。
ときには、自分のよくに素直になってみよう。その結果、欲が大きくなってしまったら、方向転換して、欲を抑える方向に振り切る。
このように２つの相反する状態を交互に体験してみると、自分の進むべき方向が見えてくる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

マツダミヒロ『365日の質問』(光文社、2021年)

本日のテーマにある「相反する」について、まずはその意味を考えました。一般的には「反対の立場に立つ」「互いに向い合う」という意味になりますが、私にとって向かい合うものって何なんだろう、今生きている世界、生活、人生観かな........

思い返すと今までは常に肩書がついて回る人生だったように思います。
○○高校生、〇〇大学生、旅行会社員、食品会社員という具合に。
人は意識してかせずか肩書もその人の人格の一部のように見ているような気がします。
それはそれで問題とは思いません。事実そういった世間とのつながりを切りたくないと思い、今の仕事を希望したのですから。

しかしながら、趣味の多い専業主婦の妻は様々なコミニティーを持ち、人とのつながりをたくさん持ち非常に充実しているように思えます。損得勘定ではなく思いだけでつながっているからなのかもしれません。そんな妻を見ていると、本日の質問の答えは「肩書のない生き方」なのかもしれません。多少のコミニティーは私にもありますが、妻のように肩書は関係なく思いだけでつながるコミニティーを多く持つことができれば、ひょっとしたら今までの人生が肯定され、思いのほか色鮮やかなもの見えたりするのかもししれません。

そこで今はコロナ禍も少し落ち着いてきたこともあり、過去に出会った方の名前を公私ともども思い出し、その中から連絡方法が見つけられそうな方へ、実際に連絡し、新たな人間関係を作ってみようかなって思います。私の世代だと呑みニケーションが中心になりそうですが(笑)

皆様にとって「相反するもの」とは何でしょうか、よかったら意見をお聞かせください。