「自分の弱さはどんなところですか？」

管理人のしっしーです。
いや、管理人はYさんか・・・。
まずは本日の質問から。

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Q243
自分の弱さはどんなところですか？

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人に弱さを見せたくない。
そう思って強さだけを見せつけて、弱さを隠してしまうこともあるだろう。そういうことが続けば、本当に弱くなってしまう。
素直に自分の弱さを認めよう。
そうしてこそ、人は本当に強くなっていく。
すぐに克服しなくてもいい。
まずは認めることから始まる。

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自分の弱さってどんなことがありますか？
それを自己認識していることと、開示できることには相当、心理的に隔たりがあるように感じます。

ちょっと長くなりますが・・・私の身の上話です。

僕は24歳で脱サラして、ケータイの電波も入らないど田舎に引っ越して、友達3人と農業し始めました。
1年目の収穫寸前で、田んぼにイノシシが侵入してほぼ全滅、売り上げは「０」でした。
すぐにお金が無くなって、農業も続けられなくなり、街に戻って、知り合いの家を転々としたり・・・

そのうち行くところもなくなって、収入もほとんどなく、26歳でネットカフェ難民状態を数カ月体験しました。
毎日ネットカフェの「ナイトパック6時間」で23時～翌朝5時くらいまで過ごして、朝はマクドナルドで時間をつぶす・・・
財布には小銭しか入ってなくて、ごはんはスーパーの半額おにぎり。
ケータイは毎月支払いが遅れて、月の半分は未納で止められ、架電側には「お客様のご都合によりお繋ぎできません」とアナウンス。
しまいには友人から「あんたまたゴツゴッってるで」と言われる始末。

そんな状態を抜け出して今があります。
ずいぶんと時間も経って、笑い話でこうやって話せるわけですが、その当時は笑えないし、人にも言えたもんではありません。

ここまで極限状態になって、やっと、僕は人に頼ることをしました。
それまでずーーーっと、誰かに頼ることは「弱いこと」と思っていたのです。
そして、当時、「人に頼れない」ことが最大の弱さだったのだと思います。でも、本当はそういうことではないんだなーと30歳くらいで気が付きました。

今は、周りにいるいろんな人の長所・強み・得意分野に、積極的に頼るようにしています。

余談ですが、『7つの習慣』という本の中に「相互依存」という状態があります。

解説：相互依存に達した人は、同じように自立した他者と好ましい人間関係を築き、他者と協力し合うことで、自分一人が生み出す結果をはるかに上回る結果を出せるようになる。

弱みは弱みとして認識し、それぞれの強みを生かして協力し合う。
それは何にも増して推進力を増すことなのだと思います。
弱さを認識して、積極的に人に頼りましょう！！！