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「違い!の話」

この画像にある2つの商品は、見た通り「見た目」(器)は全く違いますがほぼ成分は一緒だそうです!
そもそもレッドブルの創業者は日本で茶色の瓶に入った奇妙な飲み物がなぜ売れているのかの疑問を持って、それを真似てレッドブルをつくったそうです(そもそも滋養強壮ドリンクなどは西洋にない概念だったそうです)
ただこの成分一緒に飲み物で、全く違うのは見た目だけでなく「コンセプト」です。リボD(オロCでもいいですが、、)は、いわゆる「疲れた時に飲む飲み物」という風に我々日本人の多くはインプットされています。
レッドBは、「これから戦いに挑む時に飲む飲み物」だから「翼を授ける!」のだそうです・・・
つまり、消費者の利用場面が違うのです!
当たり前ですが、利用(使用)場面は本来消費者が決めることなのでレッドBを疲れた時に飲んでも支障は全くありません(そもそもリポDと一緒なので・・・)が、それはメーカ側の打ち立てたコンセプト、ないしは想いなわけです!
リポDは疲れた時、だけどうちは、戦闘態勢の時にこそ飲むもの・・・とセットした瞬間にこの2社は競合でなくなったわけです!
すなわち、差別化された商品になったわけです(戦わない、違う土俵にたっている)私たちが競合を意識する際には、相手がどんな製品(サービス)、どんな素材など・・・といった品質に対する勝負ばかりを意識して、同じ土俵で戦おうとしてしまいがちですが、そもそも目線を変えて土俵を選別してみたら、同じモノでも全く違う勝負(というか勝負にもならず、独占マーケットで独り勝ちするかも・・・になるということ
そんな話から、私たちのビジネスにもヒントがあるように思いませんか?

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