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ゼロゼロ融資の功罪


コロナ対策で施行された無担保・無金利融資、いわゆるゼロゼロ融資の返済が始まりそれによって破綻企業が増えているとのこと
https://www.travelvision.jp/news/detail/news-112672

当時はホロ社の業態(ホテルや飲食、旅館)などの経営を支援する意味でかなり広がり、それによって倒産を逃れることが出来た・・・
コロナという事態の緊急措置ということで、返済期限や猶予期間なども優遇されるためなんとか生き逃れることが出来た会社も多いと思いますが、その猶予期間も終わり返済が開始し始めたのが最近から・・・旅行、ホテル業界は、インバウンド回復やインフレ、円安傾向から稼働が増して業績がよくなってきているとされている一方でこのゼロゼロ融資の返済対応がそれを超えることが出来ない・・・
もっと言えば、この猶予期間中に収益体質を確立することが出来ていない先が、破綻の危機に陥っているということです!
結局、一時的なカンフル剤を打って生きながらえてだけで、体質は改善していない・・・
景気がよくなっても倒産件数が増えていく・・・という現象がこれから出てくるということです!
最近、ホロ社のコンサル事業も、「再生」よりも「新規開発」の事案が多かったのですが、今後、この「再生」がまた増えてくる可能性が高いと思います!
とどのつまりは「根本的な体質改善」が行われなければ体はよくならない・・・人の体と一緒です・・・一時の薬で覚醒したとしても薬が切れたら同じ状態に戻るだけ・・・その間に免疫力を上げて体力をつけていくことをしなければ薬(融資資金)の効能が無駄になる!
体質改善は、わりと自覚症状がなかったりする・・・つまり変化に向き合いたくないという「人の性」がそれを阻むように思います!
そんな先に対して私たちは、ある意味ビジネスチャンスにもなるわけですが、一方自社(わが身)も振り返っておく必要もある・・・ことも実感しています

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