女川、石巻、そして松島
今回のそもそものお出かけの発端は、石巻にあるタマホテルさんで誕生日に10円で泊まれる企画があることを知ったことから始まります。
ホテルに泊まって日和山公園で花見をしたら楽しいのではないかと。きっと多分桜も咲いているだろうという予想で。
どう移動しようか考えているうちに女川まで足を伸ばしてもいいかもとなり、行程に女川を組み入れたりして…まぁ結局最終的にはその時の思いつきで出かけようと当日を迎えました。
前日に盛大にお腹を痛くしてしまっていたため最初に予定していた電車より遅い電車に切り替え、その電車に乗ろうとバスを待っていたらバスが遅れて電車に乗り遅れたりなどいろいろありましたが、石巻駅で仙石線から石巻線に乗り換え…
14時頃に女川駅に到着。
女川駅には日帰り入浴施設がありますが度々の地震の被害により再開の見通しが立っていないとのこと…
女川駅をまっすぐ行くと海です。
震災遺構の女川町交番も駅から歩いてすぐのところにありました。横倒しになっているのがわかります。
私の住んでいるところも津波の被害はありましたが、壊れた建物で残している物はありません。
ももクロさんが好きな方でしたらサインとかいろいろあるそうなので探すのも楽しいんだろうなと思いつつ、今回は探してません。予定より着くのが遅かったのと…まずそもそもとっさにメンバーの名前が出てこないという事実に気付いてしまったので( ´∀`)
ミヤコーバスに乗って女川駅から石巻駅へ移動。途中万石浦を見ましたがとてもきれいでした。
石巻駅前にあるイオンでお酒とおつまみを調達。
駅からタマホテルまで徒歩20分ぐらいの予定。ナビを見た感じではまっすぐ歩くだけのよう。いくら方向音痴とは言え迷わないだろうとひたすらまっすぐ…ちゃんと迷わずに着きました。よかった。
今回10円で泊まったホテルです。
10円だというのにめぐリズムやウェルカムドリンクなどもくださり、女性なら基礎化粧品や入浴剤も使っていいよとのこと。
そこかしこに猫の装飾があってめちゃくちゃにかわいい。
食堂には猫もいる素敵なホテルです。
猫のたま部長の名刺もいただけます。
チェックアウトは鍵を置いてそーっと帰ってねというシステム。
ベッドがよくて熟睡できました。
ホテルの前にはバス停もあるのでバスも使えるんですよね。時間があえばになりますが。
ホテルのまわりにはコンビニもレストランもいろいろあります。
今回の夕食は南部屋敷にしたわけですが。この近くにはびっくりドンキーもCoCo壱もあり、逆方向に行けばまるまつと十割そばまるまつもあるという。夕食には困らない状況。ちょっと歩けばスタバや幸楽苑なんかもあり。他地元密着型のお店もありました。
南部屋敷は昔父と入ったなーという思い出で選んだのですけど、久しぶりに食べたら美味しかったです。味噌おでんがヤバい美味しさ。税別160円。サイドメニューとしてかなり優秀。
このおつまみセットも優秀だと思います。ホテルでのひとり呑みにぴったりのサイズ。このちょっとずつあると嬉しい感じ。
最近あまりお酒をのまないのでワンカップくらいがちょうどよい。実際ほろ酔いにもならないのですけど、お酒を呑んだ感じは楽しめるくらいでやめてしまうのです。
2日目はホテルの前からバスに乗って石巻元気いちばまで出ました。そこから徒歩で日和山公園を目指します。駅から元気いちばまでもそこそこあるので少しでも歩く場所を減らそうというあれ。
バスをおりて目の前の堤防をあがると漫画館が見えました。
ナビを頼りにひたすら歩いて…日和山公園というだけあって山だというのを実感しながら坂を上りました。暑かったので半袖を持っていったのは正解だと思いました。
さっき見た漫画館を見下ろしてみると結構歩いたんだなというのを実感しました。
花は陽気につられて満開でとてもきれいでした。到着は午前中ではやいかと思ったのですけど、続々と人が来ていました。
朝ごはんとして日和山公園そばのかざみどりさんのシュークリーム。生地がサクッとしていてクリームもたっぷりでとても美味しかったです。
坂を下りる途中…こんな桜を見つけました。
その後元気いちばまでおりてお土産を買い…
石巻をあとにしました。
この時点ではまだ次にどうするかは決めていませんでした。
お昼前には電車に乗ってしまったので時間的にはかなり余裕がある…さてどうしようと悩んでいたところTwitterで伊達武将隊の支倉さまが瑞巌寺の臥龍梅について呟いておられるのを見かけ、松島海岸でおりることを決定。
こちらも見事な見頃を迎えておりました。
宝物殿では障壁画が公開中。上段の間上々段の間も期間限定で公開中。
瑞巌寺の障壁画は基本復元のものなのでオリジナルを見られる機会はとても貴重です。堂内で常に原本が見られるのは墨絵の間のみとなっております。
御成玄関も見た目は地味だけど細工が見事なのにさっと通り過ぎられてしまうのが切ない…
そんなこんなで2日間、海沿いの町を散歩してきました。