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怒りの感情から解放されるとき ー 元妻への感謝の言葉を紡げるまでー
人は誰しも、深い怒りや憎しみを抱える時があります。私自身、元妻との離婚という人生の岐路に立った時、その感情の渦に飲み込まれていました。
今日は、ある対談を聴いて触発された、怒りの感情との向き合い方についてお話ししたいと思います。
怒りに支配されていた日々
元妻の不倫が発覚した当時、私の心は怒りで満ちていました。まだ小学1、2年生だった末っ子を置いて、自分勝手な行動を取った相手への怒りは、やがて憎しみへと変わっていきました。
相手の嫌なところをノートに書き連ねる
同じ空間にいることさえ耐えられない
家庭内は最悪の雰囲気に
この時期、私は親しい友人や家族にただ共感を求めていました。「相手がこんなことをした」「こんなに腹が立つ」―そんな話ばかりを繰り返していたのです。
気づきの瞬間
しかし、時が経ち、様々な情報に触れる中で気づきました。怒りの感情は人をダメにしてしまうということを。
当時の私は:
情報を一切取り入れようとしていなかった
問題を一人で抱え込んでいた
周りが見えない状態に陥っていた
怒りからの解放
怒りの感情をコントロールできるということを知るだけでも、大きな意味があります。日常生活で感じる怒り―パートナーに対して、子供に対して、同僚に対して―これらの感情をコントロールできれば、まるで悟りを開いたような境地に至ることができるのではないでしょうか。
そして今
今でも完璧にコントロールできているわけではありません。もし元妻と偶然出会っても、すぐに感謝の気持ちを述べられる自信はまだありません。
でも、ここで言わせていただきたいと思います:
「元妻へ―色々とご迷惑をおかけしました。短い結婚生活でしたが、ありがとうございました。良いパートナーを見つけて、幸せになってください。」
おわりに
怒りの感情に早く気づけるかどうかは、より良い人生を送るための重要な鍵となります。その感情から解放されたとき、私たちは相手にも、そして何より自分自身にも、より優しく接することができるようになるのです。
これは決して簡単な道のりではありません。でも、その一歩を踏み出す勇気を持つことで、新しい扉が開かれるのではないでしょうか。
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