『ブレーキストン・ライン』

星々の群れの　午睡の最中を
めざましいベルが　切りさいた
広い　ただ広い　そらのもとで
まつりの前の　バカ　騒ぎ

一体のエゾジカ　走り出す
その先には罠がある？

高鳴る胸の　動悸が止まる
踏みつけては　ヤツらわらう
草木も　蔦も　藪からぼうで
もえて　かれて　根が腐り

一体のお前　流れゆく
その先では雪は降る？
一体　二体と　増え続け
ここでいきなり　一休み？

ブレーキストンと話してる
どこから　どこへ　線をひこう？
それでも　エゾジカ混ざり出す
そこから　なにに　変わるだろう？


その日が来るのを・・・