Soy

詩と絵、歌と間、猫と馬、生物と無生物、左脳と右脳、科学と宗教、愛と夢と宇宙。 ここは下…

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詩と絵、歌と間、猫と馬、生物と無生物、左脳と右脳、科学と宗教、愛と夢と宇宙。 ここは下じき。

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  • 詩作まとめ

    詩たち。

記事一覧

『月体放射』

Soy
2年前
5

『ひねもの』

Soy
2年前
5

『アマヤドリ』

Soy
2年前
5

『水上ワルツ』

Soy
2年前
6

『オジロツバメガ』

わたしにまかせてと主のようなみ声がひびくわたしは尊さを垂れ下がる葉桜の枝に見るわたしは海と空をなだめては抱くからと告げるおさなことばで 霧へとかえる オジロツバ…

Soy
2年前
4

『サンタイとウランガラス』

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2年前
7

『都会のサナトリウム』

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2年前
3

『ブレイクファースト』

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2年前
2

『Untitled』

Soy
2年前
1

『白髪を抱えて』

赤い列車の その車内 真向かいに 乳鉢色のその肌の 右膝だけが赤錆びた 少女が筆を走らせて 世界の秘密を暴いている ポニーテールの黒髪を ゆらゆらと遊ばせ 僕もひとり指…

Soy
2年前
2

『ふたりのサテュロス』

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2年前
3

『ラグドール』

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2年前
3

『変』

この惑星が泣いている 嘘じゃなく 全身が痛くて 身動きもつらいのに 手の大きかったヒトのメロディーで 詩人の眠る丘へ レクイエムを弾く 惑星のしずく その軌跡 流れ…

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2年前
2

『砂のおしろい』

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2年前
3

『E師の置き手紙』

来るがいい世界よ このわたしの義歯は 貴様の惨めな骨を 幾億もの欠片にし このわたしの髄液へと ーーまるであの”誰かの海”に 日毎に投げ捨てられる同志たちへの たむけ…

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2年前
3

『キラメキハショウゲキハ』

表参道はウツロゲな人の群れを戻し 明治神宮前カラーフイルムを巻く それどころじゃないね とボヤき それどこかできいたね を横目に そんなもんは知らん と捨て歩く そん…

Soy
2年前
4

『オジロツバメガ』

わたしにまかせてと主のようなみ声がひびくわたしは尊さを垂れ下がる葉桜の枝に見るわたしは海と空をなだめては抱くからと告げるおさなことばで 霧へとかえる オジロツバメガ

おまえに単なるコピーと薄ら嘲りを向けるおまえは遠くから垂れ下がる蜘蛛の糸つつくおまえは食う寝る場所にも困り欲をかくおさなことばで 罠へとかける オジロツバメガ

『白髪を抱えて』

『白髪を抱えて』

赤い列車の
その車内
真向かいに
乳鉢色のその肌の
右膝だけが赤錆びた
少女が筆を走らせて
世界の秘密を暴いている
ポニーテールの黒髪を
ゆらゆらと遊ばせ

僕もひとり指を遊ばせ
聴こえてくるあの
“レティクルの音色”を抑えつつ
少女の秘密を書き留める
指が疲れる程に

しばらく揺られ
やがて待合する駅で
白髪の男が
少女の隣に座る
彼は口を笑わせて
おびただしい数の金銀の歯から
乱反射するギラつ

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『変』

『変』

この惑星が泣いている 嘘じゃなく
全身が痛くて 身動きもつらいのに
手の大きかったヒトのメロディーで
詩人の眠る丘へ レクイエムを弾く
惑星のしずく その軌跡 流れ
国を越えて 水に混ざり込む
そんなサイクル すべてが愛おしく
こんな変な時間だけ ただ過ぎてく
今夜 変な時間だけ ただ過ぎてく
こんなこと考えてもムダだと
こんなこと言うヤツは変だと・・・
そう思われるのはワカッテイルヨ
でももう抑

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『E師の置き手紙』

『E師の置き手紙』

来るがいい世界よ
このわたしの義歯は
貴様の惨めな骨を
幾億もの欠片にし
このわたしの髄液へと
ーーまるであの”誰かの海”に
日毎に投げ捨てられる同志たちへの
たむけの代わりにしてやろう
すっかりと流し込んでやろう

それでも
さしちがえる事なく終えるのであれば
来るといい世界よ
容赦なくわたしの肉を遣うがいい

お前はもう
独りであの戸口をあけられるのだからな

『キラメキハショウゲキハ』

『キラメキハショウゲキハ』

表参道はウツロゲな人の群れを戻し
明治神宮前カラーフイルムを巻く

それどころじゃないね
とボヤき
それどこかできいたね
を横目に
そんなもんは知らん
と捨て歩く
そんなヤツの姿も
ウツロゲで

裏道の先の待ちぼうけした時間でノド癒す
笑い飛ばされた箱庭にはクチナシの花が咲き

これどこにもないね
とウツロゲで
これどこかで見たね
を捨て歩く
こんなもんわからん
と向き合う
そんなヤツの姿は
ここ

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