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障がい者雇用一期生が本音で語るオロ

簡単な自己紹介

2016年にオロ初の障がい者枠で雇用されました嶋田です。
現在はコーポレート本部シェアードサービスに所属しています。
このシェアードサービスは、スペシャリストの集まりである社内各部署から依頼されるジェネラルな業務に「シェアード」という名の通りチーム体制で対応する部署になります。障がい者のための切り出し業務ではなく、かつチームに常に頼れる人がいるこの仕事の仕方は在宅勤務の私にはとても心強いです。

私は社会人経験が長くオロの前に25年間JR東日本で働いていました。(鉄子ではありません)25年も社会人をしていると大概のことには驚かないのですが、オロの文化は私には良い意味での大カルチャーショックでした!オロに繋いで下さった沢山の方たちには今でもとても感謝しています。

「障がい」ってなんだろうーdisorder、disability と handicap

障がいを英語ではdisorderやdisabilityと表現するのですが、disorderは「疾病」、disabilityは「出来ない」というニュアンスを含みます。言い換えればこれらの単語は客観的な事実を意味しているのです。
一方handicapは状況に応じて発生します。病気や実行不可能な状態が不利益(handicap)になるか否かは受け皿の文化度に直結しているわけです。

カルチャーショックを受けたオロの文化度の高さ

そもそもオロは障がいの有無なぞと関係なく、色々な才能や個性を認め各自が努力し自分を向上させることを大事にしています。
「自分の個性を伸ばすための努力は素晴らしい=人と違うことは素敵なこと」というオロのカルチャーはまさにdiversityの実現を体現しているわけです。
この土壌があるから私は忖度なく「障がいのある人にとってオロは100点の会社」と言えるのです。(ホントですよ!)
日本中の会社がこうだったら障がいのある人はどれだけ働きやすいだろう。真剣にそう思っています。

オロで働いて私が実感したこと

オロは「考える企業」というスローガンの通り、前例の踏襲に留まることを是としないことが特徴の一つです。前例のなかった完全在宅勤務が実現したのには、この下地があったことが大きな理由だと思います。具体的にはPCの設定などに会社の全面的な協力があり、私がオフィスに赴くことは一切ありませんでした。
また障がいの有無に関係なく一人ひとりに寄り添った多様な働き方を実現し ようとしているのも特徴と言えるでしょう。
オロでは2023年1月から柔軟な働き方の実現の一環として「サンライフ」「コアライフ」という制度を導入しています。「サンライフ」とは土日以外にもう一日休日を選択できる週休3日制の働き方、「コアライフ」は子育て支援を目的とした制度で10時から16時は出社しての勤務、それ以外の時間は在宅勤務ができるものです。

「一人ひとりが考える」文化がもたらすもの

自ら努力し、考える人は「自分の考えだけが正しいわけではない事に気付いている=自分と異なる人がいることを前提としている」というのは私の持論です。
簡単に言えば、考える人は他人を尊重するわけです。これはオロにおいて実現されている素敵ポイントのひとつだと私は思っています。

完全在宅で働くときに大事なことって何だろう

7年間完全在宅で働いている私の答えは「想像力とコミュニケーション力と自律心」です。
テキストでのやり取りだけでも想像力を働かせれば相手の忙しさ、体調の良し悪しなどが分かります。これは人間だけに与えられた素晴らしい能力です。思う存分駆使して頂きたいです。
また、ここで言うコミュニケーション力は正確に言えばコミュニケーションを取ろうとする「努力」です。目の前にいない人との協働には在宅している側のこの努力は必須です。そしてこの努力は相手に敬意を持つことにも繋がります。見えないからこそ十分相手に敬意を払って接したい、私は常にそう思っています。
自律心は言葉の通り、自分を律する努力ですね。不思議なものでこの努力はなぜか相手に伝わるのです。その蓄積が見えない相手との信頼関係の構築になるのが私の実感です。

シェアードサービスチームの頼れるメンバー

とにかくみんな優しいです

大なり小なり完全在宅勤務ならではの困り事は必ず生じます。これまでいつもそれらを解決するまで助けてもらってます。オロの人ってなぜだかみんな優しいのです。仕事において、大変だなあと思ったことはあっても孤独感を感じたことは一度もありません。
また、困り事を解決するプロセスで人間関係の距離がぐっと縮まった経験を何回もしてきました。その結果オフィスに行かずとも友人になった人が何人もいます。社会人あるあるとちょっと違うこういう経験ができるのもなかなか良いんじゃないかなと思っています。

おまけ:同好会が充実しているのもオロの大きな魅力です。

国内だけでも数か所に拠点を持つオロは、セクションを超えた繋がりを持てるよう様々な仕組みがあります。会社が全面的に支援してくれる同好会活動もその一環です。
社会人になって仕事でも仕事以外でも人と繋がりを作れるのって素敵だなと思います。

この記事を読んで、オロに興味をもっていただけたら大変うれしいです。


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