ON/OFFしてる?
「今日はもういいや、OFFろー」と思ったら、もうその日は仕事をしない。
最近は、夜の9時を過ぎたら「OFF」にしてしまうことが多い。
そうすると、パソコンの前に座ってはいるものの、やっていることは趣味そのもの。
推し活、推し活、息抜きという名の推し活。
ひたすら脳をゆるゆるさせて、椅子に座りながらとろけている。
至福って、このことです。
在宅ワークをしていると、フレキシブルな働き方が出来てとても助かる反面、いつまでも仕事に縛られちゃって窮屈になる時もある。
「時間の自由が利く」という利点が、たちまち欠点にもなる。
長所と短所は、表裏一体。
特にあまり稼ぎが良くない月は、「もっとやらなきゃ!」と焦るあまり、ついつい無理しがちだ。
無理してもいいことなんかほとんどないのだけど、無理しないと生活が成り立たないんじゃないかと、不安で仕方がない。
収入が一定じゃないから、常にお金に対する不安が尽きない。
いつ、クビになるんじゃないか。
明日から、案件がなくなるかもしれない。
いつ継続がなくなるかわからない。
フリーランスになってからというもの、常に不安定な立場だ。
そんな不安を数えだしたら、本当にきりがない。
かくいう私も、ちょっと前まではそんな見えない不安に駆られて「がんばらなくちゃ」と、多くの案件をこなそうとしていた。
無理しても仕事を頑張ろうと、自分で自分のエンジンをぐいぐい踏みつけていた。もっとやれ、もっとやれ!と。
深夜まで仕事をしたり、土日でも仕事に時間を割いたり、新規の案件を探したり…。
そんなことをしながら「スケールアップもしたい」と、セミナーや講座にまで手を出していったら、見事にパンクした。
パンクすることはよくあるのだが、息抜きの仕方も知っていたはずなので、今までは上手いこと付き合っていた…はずだった。
いつの間にか、限界を超えてしまったようだ。
急に「やる気ゼロ」の状態に陥り、思考停止。
「これはヤバイ」と、本能が告げる。
フリーランスが最も恐れるのは、働けなくなることだ。
働けなくなる=収入がゼロになる。
それだけは、断固として避けなければいけない。
そう思って、自分でもびっくりするくらいあっさりと「仕事を休もう!」と決断した。
それが、9月。
そこから丸々1カ月以上、書く仕事をおやすみした。
すると、結果的に書く仕事じゃないほうの業務量がちょこっと増えた。
ただ、トータルの収入は減った。
MAXで頑張っていた時の4割減くらいだ。
でも、ゼロではない。
体感としては、家のこともやりながらちょこっとお仕事して、息抜きの時間もたっぷりとれる。
かなり理想的なスケジュールだ。
そんな日々を1カ月くらい過ごしたら、少し気持ちが落ち着いてきた。
落ち着いてきたと思ったら「今しかできない、挑戦をしてみたい」と思うようになった。
今まで書いたことが無かった「長編脚本を書いてみよう」と思い、脚本賞に応募してみた。
なんとか、締め切りまでに書き終えて、投稿できた。
やった。
もっと自分をスケールアップさせたいと思って、学びの時間を増やした。
シナリオスクールに通い始めた。
YouTubeの企画講座を受けるようになった。
自己投資にはお金がかかるけど、半年後、1年後に、もっと大きな自分になれることを期待している。
フリーランスは、自己管理が大事だとよく言われる。
ONとOFFの使い分けも、自己管理のうちだろう。
最近、土日は「OFFだ!!」と思って、ほとんど仕事をしない。
そんなわけで、昨日はラボのオフ会でおおはしゃぎ。
今日は、家族と回転寿司へ行って、うぇいうぇいしてきた。
この上なき幸せである。
そんな時間があるからこそ、仕事も気合が入るってもんで。
さっきまで、遊び疲れて半分居眠りしていたけれど。
ちょっと回復したら、noteを書きたいくらいには元気になった。
エネルギーが枯渇したら、書くものも書けない。
最近は、意識してON/OFFのメリハリをつけている。
私自身は「ご褒美を先にもらっちゃったほうが、罪悪感で頑張れるタイプなんだろうな」ってことも、最近になってわかってきた。
土日を満喫した分、明日からは大いに頑張れる。
はず。
だから、今日はまだOFFってていいよね。
長らく忘れていた、この感覚。
思いっきり休めるって、気持ちいいなぁ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?