いま、目指しているもの
高校生の時、ひょんなことから演劇部に入部することになった。
私は、どちらかというと内向的な人間で、それまで「舞台に立つ」みたいなこととは全く縁がなかった。
どう見ても裏方人生まっしぐらだったのに、なんでいきなり演劇だったのか。
きっかけは、担任の先生が演劇部の顧問だったことだ。
担任の先生は国語教師であり、演劇部の顧問だった。
なかなかユーモラスなおじさん先生で、授業は面白かった。
当時、高校に入学したての1年生の6月ごろ。
部活の仮入部とかが一通り終わって、私はひとまず「