Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)をレビュー!厚さ15mmとスリムなQi2モバイルバッテリー
ガジェットブロガーのおりすさるさんです😊
今回ご紹介するのは、9月30日に一般販売が開始されたAnkerの新製品のひとつ、「Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)」です。
Qi2に対応するモバイルバッテリーでバッテリー容量は10000mAh。最15Wのワイヤレス充電に対応し、有線では最大30Wの入出力に対応します。
また、パワフルな充電性能を備えながらスリムでコンパクトなこともポイント。実際にレビューしてみて、なかでも「スリムさ」「コンパクトさ」に魅力を感じました。
9月20日にiPhone 16シリーズが発売されましたが、まさにiPhone 16用のワイヤレス充電対応モバイルバッテリーをお探しの方におすすめの製品です!
👍メリット
iPhoneを1〜2回フル充電できる10000mAhバッテリー
Qi2規格に対応し、対応デバイスにくっつきワイヤレス充電できる
高級感のあるデザインと質感
Qi2対応モバイルバッテリーとしてはコンパクトで軽量
厚さ約15mmとスリムで、くっつけた状態でも操作しやすい
最大30Wの入出力対応のUSB-Cポートを搭載、接続デバイスと本体を高速に充電できる
👎デメリット
バッテリー残量を1%単位で確認できない
一般的な10000mAhモバイルバッテリー(ワイヤレス充電未対応含め)と比較すると価格が高い
Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)の仕様と外観
仕様
製品名 : Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)
バッテリー容量 : 10000 mAh
ワイヤレス充電 : Qi2(MagSafe/Qi2との互換性あり)
ワイヤレス出力 : 最大15W
搭載ポート : USB-C x 1
USB-C出力 : 最大30W
USB-C入力 : 最大30W
合計出力(2台同時充電時) : 最大17W(USB-C 12W + ワイヤレス 5W)
サイズ : 約104 x 71 x 15 mm
重量 : 約207 g
カラー : ホワイト(ブラック、ピンク、ミントブルー順次発売予定)
パッケージ内容 : 本体、USB-Cケーブル(0.6m)、取扱説明書
価格(税込) : 8,490円
最大15Wで充電できるのは、iOS 17.4以降にアップデートしたiPhone 12シリーズ以降となる点にはご注意ください。最新のiOS 18にアップデートできる機種なら問題ありません。
また、Qi2による充電ではMagSafeと同じくiPhone背面にマグネットでくっつけて充電します。保護ケースを装着する場合は、「MagSafe対応ケース」が必要です。
外観
目を引く高級感のあるメタルフレーム
Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)を開封してまず目を引いたのは、側面部分に使われているメタルフレーム。
プラスチックにメッキの表面加工が施されたものはよくあるのですが、実際に触ってみるとこれはリアルなメタルであることが分かります。
よく見るとメタルフレームのエッジ部分に鏡面加工が施されていて、光が当たるとキラリと反射します。
所有欲を満たしてくれる高級感。iPhoneと一緒に持ち歩くモバイルバッテリーだからこそ、製品の質感やデザインは大事なポイントです。
薄型で軽量、携帯性は抜群
Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 35W, For Apple Watch)のサイズは約104 x 71 x 15 mm、重量は約207 gとなっています。
Qi2対応のモバイルバッテリーはいくつかレビューしましたが、10000mAhバッテリー搭載でこのスリムさは最薄クラスですね。
スリムなのでくっつけたままバッグに収納しやすいですし、装着しながらの片手操作も可能。スリムなことで使い勝手は非常にいいです。
重量は約207 gとなっており手に持つとそれなりにずっしり重さを感じますが、「Qi2対応のモバイルバッテリー」としてはかなり軽い部類。
これまで私がレビューしてきたQi2対応モバイルバッテリーのなかで、もっとも小さくスリムで軽いですね。
Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim):約104 x 71 x 15 mm、約207 g
Anker MagGo Power Bank (10000mAh):約105 x 66 x 20 mm、約250 g
Belkin Magnetic Power Bank with Qi2 15W 10K:約100 x 70 x 21 mm、約218 g
ワイヤレス充電に対応するモバイルバッテリーは、得てして大きく重くなりがち。だからこそ、Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 35W, For Apple Watch)のコンパクトさと軽さが際立ちます。
Qi2対応で高速にワイヤレス充電
Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 35W, For Apple Watch)は、Qi2規格による最大15Wのワイヤレス充電に対応します。
実際にiPhone 16 Proを充電してみると、30分間の充電でバッテリー残量が8% → 44%と36%アップしました。
この充電速度は、iPhone 16シリーズと一緒に登場した新型「MagSafe充電器」で充電したときとほぼ同じです。
※ 新型MagSafe充電器(25W)では、30分間の充電でiPhone 16 Proのバッテリー残量が7% → 42%と35%アップ(筆者調べ)。
MagSafe充電器並みの充電速度が出るわけですからワイヤレス充電性能は十分です。
なおQi2はQiやMagSafeと互換性があります。対応するAirPodsをお持ちであれば、それをモバイルバッテリーで充電することも可能です。
ただしAirPods 4(ノイキャンなし)はワイヤレス充電に対応しないのでご注意ください。現行モデルだと、AirPods 4(ノイキャンモデル)、AirPods Pro(第2世代)がワイヤレス充電に対応しています。
有線での充電も優秀
Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)のUSB-Cポートは最大30Wの入出力に対応します。
有線で充電すれば30分間の充電でiPhoneを50%以上充電可能。急ぎの際は有線で接続すればサクッと急速充電できます。
30WあればiPadも高速に充電できます。
また30W以上のUSB-C充電器を使用すれば、30Wの入力でモバイルバッテリー本体を急速充電することもできます。
モバイルバッテリーではこの「何ワットの入力に対応するか」が盲点になりやすいところなんですよね。入力ワット数が出力ワット数よりも低いモバイルバッテリーが結構あったりします。
その点、Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)なら接続デバイスも本体も高速に充電できるので便利です。
レビューまとめ
ということで、今回はQi2に対応するモバイルバッテリー「Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)」をご紹介させていただきました。
実際にレビューしてみて気になったのは「1%単位でバッテリー残量を確認できない」ことくらいで、サイズや充電性能に関しては文句なしです。
Qi2対応でワイヤレス充電は高速ですし、USB-Cポートも入出力30W対応とパワフル。接続デバイスだけでなくモバイルバッテリー本体も高速に充電できます。使用頻度の高い普段使い用のモバイルバッテリーにぴったりでしょう。
新しく購入したiPhone 16用にワイヤレス充電対応モバイルバッテリーを探している?それならAnker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)でOKです👍