iPhoneにおすすめのワイヤレス充電器5選【MagSafe/Qi2】
【2025年1月10日更新】iPhoneのAR（拡張現実）でサイズ感を確認できるようにしました！
iPhoneに充電ケーブルを挿さなくていい。
それだけのことなんですが、「充電ケーブルが要らない」というワイヤレス充電のメリットは大きく、一度使えばそれがない環境には戻れない便利さがあります。
ということで今回はiPhoneを愛用されているみなさまに向けて、「iPhoneにおすすめのワイヤレス充電器」をご紹介します。
ワイヤレス充電器といってもたくさんあります。これまでたくさんのワイヤレス充電器をレビューしてきた私が、そのなかでも「特におすすめできる」と感じたものに厳選しました。
「そろそろワイヤレス充電デビューしてみてもいいかも？」なんて方は、ぜひ本記事を参考にしていただければと思います！
1. Apple純正のワイヤレス充電器
Apple MagSafe充電器（新型）
ワイヤレス充電規格：MagSafe（Qi2/Qiとの互換あり）
ワイヤレス出力：最大25W（iPhone 16シリーズのみ）、最大15W（iPhone 12シリーズ以降）
マグネットでくっつく：〇
対応機種：iPhone 12シリーズ以降
USB-C充電器：別売（20W以上推奨）※ 25Wワイヤレス充電時は30W以上推奨
まずご紹介するのは、Apple純正のiPhone向けワイヤレス充電器「MagSafe充電器」です。
別売の30W以上のUSB-C充電器と組み合わせれば、iPhone 16シリーズを最大25Wと高速にワイヤレス充電できます。
「MagSafe充電器」は、iPhone 16シリーズを25Wで充電できる唯一のワイヤレス充電器。サードパーティ製で25Wに対応するものはいまのところ見当たりません。
まさにiPhone 16シリーズをお使いの方は、まずチェックすべきワイヤレス充電器です。
2. 省スペース＆シンプルなQi2ワイヤレス充電スタンド
Anker MagGo Wireless Charger (Stand)
ワイヤレス充電規格：Qi2（Qiとの互換あり）
ワイヤレス出力：最大15W
マグネットでくっつく：〇
対応機種：iPhone 12シリーズ以降
USB-C充電器：別売（25W以上推奨）
⬇️ iPhoneのAR（拡張現実）機能でサイズ感を確認できます！
「省スペースがいい」ということなら、コンパクトなワイヤレス充電スタンド「Anker MagGo Wireless Charger (Stand)」がおすすめ。
土台部分のサイズは直径9 cm。デスクの隅やベッドサイドのテーブルなどの限られたスペースにも置けるコンパクトさが魅力です。
充電パッド部分はターンテーブルのように横方向に360°回転し、かつ角度調節も可能です。充電パッドを水平すればAirPodsなどのワイヤレスイヤホンの充電もOK。
「Qi2」に対応しiPhoneを最大15Wと高速にワイヤレス充電可能と充電性能も十分。コンパクト＆機能的なだけでなく充電性能も高いイチオシのワイヤレス充電器です。
3. パッド型・スタンド型に変形するQi2ワイヤレス充電器
Belkin BoostCharge Pro Qi2 折りたたみ式ワイヤレス充電スタンド
ワイヤレス充電規格：Qi2（Qiとの互換あり）
ワイヤレス出力：最大15W
マグネットでくっつく：〇
対応機種：iPhone 12シリーズ以降
USB-C充電器：別売（30W以上推奨）
⬇️ iPhoneのAR（拡張現実）機能でサイズ感を確認できます！
続いてご紹介するのは、Apple製品関連のアクセサリではお馴染み「Belkin（ベルキン）」のワイヤレス充電器です。
ワイヤレス充電規格「Qi2」に対応し、iPhone 12シリーズ以降にマグネットでくっつき、最大15Ｗと高速にワイヤレス充電できます。
そして特徴的なのがこの変形ですね。充電パッドを引き起こすことで、パッド型だけでなくスタンド型としても使用可能。角度調節も可能で非常に機能的なワイヤレス充電器です。
4. 3台同時に充電できる3-in-1ワイヤレス充電スタンド
Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Stand)
ワイヤレス充電規格：Qi2、Qi、Apple Watch磁気充電
ワイヤレス出力：最大15W（Qi2）、最大5W（Apple Watch磁気高速充電）、最大5W（Qi）
マグネットでくっつく：〇
対応機種：iPhone 12シリーズ以降、Apple Watch
USB-C充電器：付属
⬇️ iPhoneのAR（拡張現実）機能でサイズ感を確認できます！
「Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Stand)」は、Apple WatchとAirPodsを愛用されている方におすすめのワイヤレス充電スタンド。
iPhoneを含めたApple WatchとAirPodsの3台を同時に充電できます。
最大15WのQi2に加えて、Apple Watch Series 7以降が対応する「磁気高速充電」にも対応します。iPhoneとApple Watchを同時にかつ高速に充電できちゃいます。
この3台を別々で充電するとなると、ケーブルが3本のびることになりますからね。このような3-in-1充電器ならスマートに充電できますし見た目もすっきりです。
多機能で高性能なワイヤレス充電器なだけに高価な製品。価格がネックになりそうですが、個人的にも満足度が非常に高く気に入っているのでご紹介しておきます。
5. 持ち運び最強の折りたたみ式3-in-1ワイヤレス充電器
Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1, Foldable Pad)
ワイヤレス充電規格：Qi2、Qi、Apple Watch磁気充電
ワイヤレス出力：最大15W（Qi2）、最大5W（Apple Watch磁気高速充電）、最大5W（Qi）
マグネットでくっつく：〇
対応機種：iPhone 12シリーズ以降、Apple Watch
USB-C充電器：付属
⬇️ iPhoneのAR（拡張現実）機能でサイズ感を確認できます！
最後にご紹介する「Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1, Foldable Pad)」は、3-in-1ワイヤレス充電器では最強の携帯性を備えます。
マグネットでくっつき折りたたまれている充電器を展開し、付属のUSB-C充電器と接続して充電します。
充電性能としては、上でご紹介したスタンド型の「Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Stand)」とまったく同じでパワフル。
iPhoneを平置きすることになるため、充電時はややスペースを取りますが、携帯性はこれ以上ないほど抜群。旅行や出張などでは、これ1台を持ち出せばiPhoneとApple Watch、AirPodsの充電をカバーできます。
iPhoneにおすすめのワイヤレス充電器まとめ
ワイヤレス充電器によって仕様が異なるため、「よく分からない」「選びにくい」と感じている方もいるかと思いますが、ご紹介したワイヤレス充電器から選んでいただければ間違いありません。
特にチェックして欲しいのは、「Anker MagGo Wireless Charger (Stand)」ですね。
充電パッドが水平になるのでiPhoneだけでなくAirPodsなどのワイヤレスイヤホンの充電にも対応できる点がグッド。また比較的価格が安く、手持ちのUSB-C充電器を使えばお手軽にワイヤレス充電を使い始められます。
Apple Watchをお使いの方であれば、「Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Stand)」は要チェックです。
高価なワイヤレス充電器ですが満足度はナンバーワン。毎日の充電が超快適になりますし、インテリア的な満足度も高くおすすめです。
よくある質問
iPhoneが対応するワイヤレス充電規格は？
iPhoneは、以下の3つのワイヤレス充電規格と互換性があります。
MagSafe（マグセーフ）
互換性：iPhone 12以降に対応、Apple独自の規格
対応機種：iPhone 12以降
出力：最大25W（iPhone 16シリーズのみ）、最大15W（iPhone 12以降）
マグネット：〇
互換性：
Qi2（チーツー）
互換性：iPhone 12以降に対応、Apple以外のQi2対応デバイスも充電可能
出力：最大15W
マグネット：〇（規格上マグネットなしの充電器もあり得る）
Qi（チー）
互換性：iPhone 8以降に対応、ワイヤレスイヤホンなど幅広いデバイスに対応
対応機種：iPhone 8以降
出力：最大5W
マグネット：✕
いまあえてQi」を選ぶ理由は見当たりません。iPhoneにマグネットでくっつき、高速にワイヤレス充電できる「MagSafe」「Qi2」がおすすめです。
MagSafeとQi2はどっちがいいの？
「Qi2」がおすすめです。
Apple純正の「MagSafe充電器」を使えば、iPhone 16シリーズを最大25Wと高速にワイヤレス充電できます。
しかし、手元にあるiPhone 16 Proで確認してみたところ、最大25Wの「MagSafe」と最大15Wの「Qi2」とでは充電速度に差はありませんでした。
MagSafe（MagSafe充電器）：30分の充電で7％ → 42%（35％アップ）
Qi2（Anker）：6% → 42%（36%アップ）
MagSafeとQi2で充電速度に差はないとなれば、互換性が高く、パッド型やスタンド型など様々なバリエーションから選べる「Qi2」対応のワイヤレス充電器が有利です。
別売のUSB-C充電器はどんなものを用意すればいい？
そのワイヤレス充電器が推奨する出力ワット数以上のUSB-C充電器を用意してください。
USB-C充電器に要求される出力ワット数はワイヤレス充電器によって異なりますが、だいたい30W以上のUSB-C充電器を用意しておけば間違いないでしょう。
USB-C充電器を持っておけば、有線でiPhoneを急速充電することもできますし、iPadなどその他のデバイスの急速充電にも活用できます。お持ちでない方は用意しておきましょう。
30WクラスのUSB-C充電器なら、以下の製品をチェックしてみてください。コスパが良くおすすめです。
MagSafe対応のiPhoneケースは必要？
iPhoneケースを装着した状態でワイヤレス充電（MagSafe/Qi2）する場合、そのケースがMagSafeに対応している必要があります。
対応していないとマグネットでくっついてくれなかったり、充電効率が低下することにより発熱や充電速度の低下の要因になったりすることがあります。
MagSafe対応のiPhoneケースはサードパーティ製を含めたくさん販売されているので、お持ちでない方は用意しておきましょう。
ワイヤレス充電に対応するモバイルバッテリーはある？
ワイヤレス充電に対応するモバイルバッテリーもたくさん販売されています。
上は「Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)」というQi2に対応するモバイルバッテリー。iPhoneの背面にくっつけるだけで充電が開始されます。充電ケーブルを持ち運ぶ必要がないので非常に便利。
興味のある方は「iPhoneにおすすめのモバイルバッテリー」でご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
発熱が気になる場合は？
ワイヤレス充電時に充電器の発熱が気になることがあります。
ワイヤレス充電の仕組み上、ある程度の発熱は仕方ありませんが、気になる方はスタンド型のワイヤレス充電器がおすすめです。
スタンド型だと充電パッドとiPhoneが宙に浮くかたちとなります。空気が触れる面積が大きく熱がこもりにくいため、私の感覚的にも発熱が気になりにくいと感じます。
iPhoneを平置きするパッド型だと、どうしても熱がこもりやすくなります。気になる方はスタンド型のワイヤレス充電器をチェックしてみましょう。