キャンプ無観客に思うこと
12球団春季キャンプ無観客実施
2021年のプロ野球春季キャンプの無観客が発表されました。
国が発令している緊急事態宣言、各県が独自に発令している緊急事態宣言が解除されるまでの間は無観客で実施されます。
緊急事態宣言が2月中に解除すれば有観客で実施されることは可能ですが、現在の感染状況を見ると2月中の緊急事態宣言解除は難しい状況に思えます。こうなると1ヶ月間無観客でキャンプが実施されることが現実的になってきました。
毎年恒例だった夢の時間
僕は去年まで4年連続でオリクッスのキャンプが実施されている清武に行っていました。実際に現地に行けば憧れの選手を間近で見ることができます。練習見学でプロ野球選手の凄さを肌で実感し、練習後のファンサービスタイムで選手との交流を図り、とても楽しい時間を送らせてもらっていました。市内に戻りおいしいごはんを食べて宮崎を満喫する。
毎年欠かせない行事になっていたまさに夢の期間でした。
状況的に選手と交流を図るのは難しいのはわかっていましたが、それでも現地で行こうとしていたファンの方は沢山いたでしょう。僕もそのうちの一人です(笑)
NPBの使命
今のNPBの最優先事項、それはレギュラーシーズンとポストシーズンの完走。これに尽きると思います。昨年は開幕のずれ込みながらもなんとか、レギュラーシーズン120試合の開催にこぎつけました。今回のキャンプ無観客報道を受けてこのことを改めて実感しました。
これは昨年選手や関係者が「明るい話題を届けたい。ファンの期待になんとか応えたい」という思いを持って取り組んだ結果です。残念ながら今年も昨年同様の心構えで運営に取り組まなければならなさそうです。
プロ野球ファンの共通認識
僕はプロ野球ファンの共通認識としてあるのは、選手が元気に野球をしている姿を見たいということです。プロ野球の楽しみ方は人それぞれです。外野席で応援する人、内野席でバズーカを構えている人、球場でビール片手に飲み屋代わりに過ごす人、家でTVでじっくりと見る人、アイドル感覚で追っかけをしている人、、、(他にも沢山あると思いますが、とりあえずこの辺でにしましょう。皆さん自分のプロ野球の楽しみかたがあれば、是非教えてください。)どういう楽しみ方をしても、見る対象の選手がいないと始まりません。楽しみにしてくれているファンがいる限りは、プロ野球を開催する意義はあると思います。昨年応援がなくなって、ファンサービスがなくなって、色々と制約がありました。そんな中で、僕は改めてプロ野球そのものが好きということを再認識することができました。
だから、これだけは言いたい。私たちはそこにプロ野球があればいい。どうか3/26に開幕し、予定通り日本シリーズが開催されること。NPBさん、まずはこれを念頭に、今年も1年間よろしくお願いします。