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オリオンズ(裏)図書室マガジン【月額定額300円】

世に出ている資料の他、手元に眠っている表に出ていない資料に加え、毎日オンズ時代からファンだった父の日記、そして関係者から見聞きした情報(オリオンズメモ(笑))を中心に「ロッテオリ…
【2023年1月から毎日午前8時更新!】 週5本ペースで毎日オリオンズからロッテオリオンズまでの歴…
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2023年11月の記事一覧

《有料・冒頭試読》【マリーンズ略史 92~05/-71- 日本一支えた左強打捕手・橋本将】

(71)日本一支えた左強打捕手・橋本将  里崎とともにバレンタイン監督の「併用起用方針」で投手陣を支えた。左の強打者としてマスク以外に打撃力も買われていたが、左投手の時はベンチで控える試合も多かった。  今回はプロ入り時の「弱肩」というウィークポイントを克服し、日本一を支えた2005年シーズンまでの11年間を中心に橋本将の苦闘と活躍を振り返ってみたい。  【弱点痛感とケガの2年間】  打撃力を買われての入団だった。1年目の1995年はその打撃力が買われて二軍の試合に出

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《全文無料》【マリーンズ略史 92~05/-70- 1998年NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録】

(写真 1998年の助っ人、左からフリオ・フランコ、マーク・キャリオン、ジョー・クロフォード) (70)1998年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録  NPB記録となる18連敗を喫したシーズンは、他にも小さな記録をいくつか記録している。今回は1998年の記録集を。  【1998(平成10)年 これまでの掲載出来事】 (8)《有料・冒頭試読》『18連敗「七夕の悪夢」もチーム力は向上気配』 (20)《全文無料》なぜ18連敗を喫したのか? (22)《全文無料》ユニホ

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《有料・冒頭試読》【マリーンズ略史 92~05/-69- 主軸をつかんだ4年間・今江敏晃】

(69)主軸をつかんだ4年間・今江敏晃  オリオンズ・マリーンズの背番号「8」は、山内一弘、有藤道世と歴代打線を支えた打者に委ねられてきた。入団4年目にその「8」を背負い、晩年はFA宣言して楽天に移籍したが、14年間の実績は様々な「歴代記録ランキング」に名前を連ねる打者となった。  来シーズンから楽天の指揮官となりロッテと対することになるが、その野球の根底はロッテ時代に培ったものがあることは間違いないだろう。  今回は、今江敏晃が2002年の入団年から一軍定着、そしてレギ

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《全文無料》【マリーンズ略史 92~05/-68- 1995年NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録】

(68)1995年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録  1995年は広岡達郎GM、バレンタイン体制で挑んだ一年だったが、千葉移転後初の2位、Aクラスに入ったシーズンだった。  しかし、トピックス、記録は少ないシーズンだった。  【1試合18三振喫する】※NPB新記録  4月21日のオリックス3回戦(千葉マリン)でオリックス先発・野田浩司の前に9回までに19三振を喫した。19三振は3度の17三振を上回る新記録となった。試合は延長10回裏にロッテがサヨナラ勝利した

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《有料・冒頭試読》【マリーンズ略史 92~05/-67- 球団歴代2位、1089試合の強打捕手・里崎智也】

(67)球団歴代2位、1089試合の強打捕手・里崎智也  マリーンズ低迷期の打線の特徴は勝負弱いところだった。ここ一番でヒットが出ず流れを失い, 敗れることが多かったことは、これまで何度も触れてきた。2003年、チャンスに強いバッターが頭角を現してきた。「チャンスに打席が回ると『よっしゃー』と気合が入る。だって、おいしいじゃん」。  捕手ながら頼りになるバッティングが魅力。そして、ベンチを盛り上げる明るさもチームにとって大きかった。  今回は里崎智也の入団からレギュラー捕

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《有料、冒頭試読》【マリーンズ略史 92~05/-66- 球団史上最強のスイッチヒッター・西岡剛】

(66)球団史上最強のスイッチヒッター・西岡剛  トップバッターとしてチームを引っ張った西岡。2年目にスイッチバッターに転向して頭角を現し、2005年には初タイトルとなる盗塁王を獲得してレギュラーに定着した。その裏には自らの決断、巡り合わせが重なっていたことも大きかった。  ルーキーイヤーから3年目2005年の3年間の西岡を振り返ってみたい。  【力の差を実感したルーキーイヤー】  大阪桐蔭高で42本塁打を記録して2002年のドラフト1位、背番号は7。チームを背負う

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