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オリオンズ(裏)図書室マガジン【月額定額300円】

世に出ている資料の他、手元に眠っている表に出ていない資料に加え、毎日オンズ時代からファンだった父の日記、そして関係者から見聞きした情報(オリオンズメモ(笑))を中心に「ロッテオリ…
【2023年1月から毎日午前8時更新!】 週5本ペースで毎日オリオンズからロッテオリオンズまでの歴…
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2023年4月の記事一覧

【ロッテ球団73年考察/(30)-投手-「被安打」73シーズン歴代ベスト10】

(30)「被安打」73シーズン歴代ベスト10  今回は投手記録の中から「被安打」の73シーズン歴代ベスト10を考察。  チームのランキングは144試合制となった2007(平成19)年以降の記録が並ぶが、被安打のリーグ順位も低迷しリーグ順位の低迷につながっている。  ただ、個人記録ではマリーンズの投手は1人だけ。オリオンズ時代の投手が並ぶ。  まずチームの73シーズンの被安打ベスト10がら考察するが前述のとおり2007年以降ばかりとなるので、参考までに創設年と昨季、そして1

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【ロッテ球団73年考察/(29)-打者-「四球と敬遠」73シーズン歴代ベスト10】

(’写真 シーズン四球数球団記録のボーリック。ただ一人3ケタを記録している) (29)(打者編)「四球と敬遠」73シーズン歴代ベスト10  今回は「四球と敬遠」のロッテ73シーズンのランキング。  チームの試合数と延長の固定化により2000年代が並ぶが、個人記録はマリーンズとオリオンズ時代の名前が連なる。また、シーズン敬遠ランキングではオリオンズ歴代4番打者の名前が並ぶ。 【チームシーズン四球(敬遠含む)数 ベスト10】 ★1位…573四球-2- 2001(平成13)

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【ロッテ球団73年考察/(28)「自責点」73シーズン歴代ベスト10】

(28)「自責点」73シーズン歴代ベスト10  これまで防御率、投球回と考察したが、その元となる大事な数字が自責点になる。自責点は失点の中からエラーやフィルダースチョイスなどによって本来ならアウトになるはずが、アウトに出来ずに失点した場合場合を除く、まさしく投手自身の責任で失った点数の記録である。  また、球団史73年間の中で東京球場を本拠地として使用していたのは、わずか11シーズンだったが、「本塁打が出やすい球場」と言われていた。それを証明するランキングともなった。  今

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【ロッテ球団73年考察/(27)-打者-「犠打と犠飛」73シーズン歴代ベスト10】

(写真 シーズン、歴代ともに犠打の球団記録を持つ小坂誠) (27)(打者編)「犠打と犠飛」73シーズン歴代ベスト10  今回は犠牲バントと犠牲フライについて歴代73シーズンを考察する。  まずは犠牲バントから。自ら犠牲となり走者を進塁させるのが犠牲バントだ。したがって前打者の出塁によるところも多い。一番多いケースが出塁率が高い1番打者がいると2番に入った打者の数字は高い。また、同様に下位打線もバントのケースは増える。その他、アウトを増やすことを嫌い、バントをさせない監督も

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【ロッテ球団73年考察/(26)-投手-「敗戦数」73シーズン歴代ベスト10】

(写真 シーズン敗戦数ランキングに6シーズン顔を出した坂井勝二) (26)(投手)「敗戦数」73シーズン歴代ベスト10  今回から参考としてランキングにNPB最多とマリーンズ現役最多を掲出します。なお、過去分についても順次加えていきます。  3回目で「チームの敗戦と引分」を取り上げたが、今回は投手個人の敗戦数についてベスト10を考察する。打撃陣との兼ね合いもあるが、時代により状態が悪くても先発マウンドに上がらなければいけない厳しい事情があったことをご承知おき頂きたい。

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《有料、冒頭試読》【ロッテ球団73年考察/(25) -打者-「塁打数と長打率」73シーズン歴代ベスト10】

(写真 シーズン、通算塁打数、通算長打率でトップの落合博満) (25)(打者編)「塁打数と長打率」73シーズン歴代ベスト10  今回は打者の長打力の指標である「塁打数と長打率」の73シーズンを考察する。  塁打数は安打を1として二塁打を2、三塁打を3、本塁打を4として集計した数字。その塁打数を打数で割った数字が長打率となる。長打いわゆる「長距離打者」の一つの指標となる。  まずはチームの塁打数のランキングから。 【チーム 歴代シーズン塁打数 ベスト10】 ★1位…21

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《有料、冒頭試読》【ロッテ球団73年考察/(24)-投手-「無四球完投」73シーズン歴代ベスト10】

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(写真 無四球試合各種個人記録の球団記録を持つ小山正明) (24)(投手編)「無四球完投」ロッテ73年ベスト10  投手のコントロールの良さを図るには、無四球試合(四死球を一つも許さなかった完投試合)が指標となる。数字が低いので同数字が並ぶランキングとなるが、コントロールの良さを図る指標としてご覧頂きたい。  まずはチームシーズン無四球試合数から。73シーズンの投手記録を考察すると、チームのシーズン無四球試合数はほとんど変わっていない。概ね10試合前後で推移している。た

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《有料、冒頭試読》【ロッテ球団73年考察/(15)(打者編)「出塁率」73シーズン歴代ベスト10】

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(写真)歴代通算出塁率、左・4000打席以上でトップの山内一弘監督、右・3000打席以上でトップの落合博満(落合入団会見から) (15)(打者編)「出塁率」73シーズン歴代ベスト10  タイトルの一つである出塁率。打率が四死球と犠打、犠飛を除いた打数に対する安打数の割合に対して、安打数と四死球を含めた出塁を図る率として算出される。2リーグ制創設直後はタイトルとして表彰されていなかったが、1962(昭和37)年からタイトルとして表彰されている。  まずは、そのタイトル「最高

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《無料公開》【ロッテ球団73年考察/(16)-投手-「先発、完投、完封」の73シーズンベスト10】

(写真 歴代シーズン先発でベスト10を占めた3投手、左から成田文男、小山正明、坂井勝二) (16)(投手編)「先発、完投、完封」の73シーズンベスト10  「人生先発完投」。エースだった村田兆治が現役時代から亡くなる直前まで、必ずサインに添えていた言葉だ。先発マウンドに上がると、最後まで投げ切ることにこだわった村田だったが、完投も完封も球団歴代トップを記録した。  これまで、投手の分業については再三触れてきたが、先発は週一が基本となっている現在では、最大で先発数は30試合

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《有料、冒頭試読》【ロッテ球団73年考察/(18)-投手-「交代完了とセーブ」抑えの73シーズン歴代ベスト10】

(写真)左・歴代通算セーブトップ、連続試合セーブポイント日本記録の小林雅英、右・シーズンセーブ、通算完了数トップの益田直也 (18)「交代完了とセーブ」抑えの73シーズンベスト10  日本プロ野球の歴史上、長らく投手は「先発・完投」が理想であり、「リリーフ」は格下と扱われてきた。そして、エースは先発完投を目指しつつ、チーム状況によってはリリーフに回るという登板を続けてきた。例えば、初代最多勝の荒巻淳は初年度は48試合に登板し、19試合に先発、16試合で完投し、完了も27試

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《有料、冒頭試読》【ロッテ球団73年考察/(19)-打者-「二塁打」73シーズン歴代ベスト10】

(写真 左・シーズン最多二塁打の球団記録・福浦和也、右・歴代通算最多二塁打の球団記録・榎本喜八) (19)(打者編)「二塁打」の73シーズン考察  今回は打撃成績から、球団史上長年大きな武器となっている「二塁打」の73シーズン考察を。  2022年シーズンを終えて、オリオンズ&マリーンズの二塁打数は「14,601本」。これは、オリックス(1936年~)、巨人(1936年~)、ソフトバンク(1938年~)、中日(1936年~)、阪神(1936年~)に次いで6番目の数字。  

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《有料、冒頭試読》【ロッテ球団73年考察/(20)-投手-「ホールドと中継ぎ登板」93シーズン歴代ベスト10】

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(写真 球団初セーブを記録、初の最優秀中継ぎ投手を獲得した藤田宗一) (20)(投手編)「ホールドと中継ぎ登板」93シーズン歴代ベスト10  今回は中継ぎ投手の指標である「ホールド」について考察する。  ただ、その歴史は浅く、記録は2005(平成17)年からになる。  パ・リーグでホールドが導入されたのは1996(平成8)年から。中継ぎ投手を表彰する指標として導入され、単純に最多ホールド投手が「最多ホールド」(2002年から「最優秀中継ぎ投手」に名称変更)として表彰された

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《有料、冒頭無料》【ロッテ球団73年考察/(21)「三塁打」73シーズン歴代ベスト10】

(写真 左・球団創設1戦目のトップバッター呉昌征が歴代シーズン三塁打トップ、右・マリーンズ90年代後半~2000年代前半のトップバッター小坂誠が歴代通算三塁打トップ) (21)「三塁打」の73シーズン考察  今回は以外と注目度が低い「三塁打」にスポットを当てる。  73年の歴史を紐解くと、球団創成期に三塁打が多かったことが分かる。これは、守備の技術的なものに加え、球場施設の問題にも起因する。また、個人記録を見ると、俊足巧打の打者の数字が高いように思えるが、強打の主軸打者の

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《有料、冒頭試読》【ロッテ球団73年考察/(22)-22-「投球回」73シーズン歴代ベスト10】

(22)(投手編)「投球回」の73シーズン考察  今回は投球回の73シーズンの考察。先発や完投、完封と同様、ローテーション間隔や分業制が確立した現在では、考えられない数字が並ぶ。今回もオリオンズ時代の名前が並ぶことをご了承頂きたい。  まずはシーズンの投球回数記録から。大まかな計算になるが、長らく続いていた130試合制では単純計算で130試合×9回(8回もあるが)+延長回として、大体1シーズンのチーム全体の投球回は1100回~1200回となる。現在の143試合では1200

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