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オリオンズ(裏)図書室マガジン【月額定額300円】

世に出ている資料の他、手元に眠っている表に出ていない資料に加え、毎日オンズ時代からファンだった父の日記、そして関係者から見聞きした情報(オリオンズメモ(笑))を中心に「ロッテオリ…
【2023年1月から毎日午前8時更新!】 週5本ペースで毎日オリオンズからロッテオリオンズまでの歴…
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2023年3月の記事一覧

《有料、冒頭試読》【ロッテ球団73年考察/(14) -投手-「奪三振」73シーズン歴代ベスト10】

(写真 左・通算奪三振球団最多数の村田兆治、右。昨シーズン様々な奪三振記録を塗り替えた佐々木郎希) (14)(投手編)「奪三振」の73シーズンベスト10  投手の華といえば「奪三振」。かつては力で奪っていた三振だったが、打力が向上し変化球が多様化した現在でも三振は投手にとって勲章である。それは昨シーズンの佐々木朗希のピッチングで改めてクローズアップされた。今回はその「奪三振」の73シーズンの考察。 【チーム シーズン奪三振】 ★1位…2019(令和1)年 1110奪三

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《全文無料》【73年ロッテ考察/(番外編)「開幕戦」の73シーズン考察】

(写真 パ・リーグの船出。950(昭和25)年3月11日、西宮球場に7球団が集まった開幕セレモニーの様子、左から阪急ブレーブス(現オリックス)、大映スターズ(現ロッテに合併)、南海ホークス(現ソフトバンク)、東急フライヤーズ(現日本ハム)、毎日オリオンズ(現マリーンズ)、近鉄パールズ(現オリックスに合併)、西鉄クリッパーズ(現西武)) (番外編)「開幕戦」の73シーズン考察  「たかが1試合、されど1試合」。かつてエースとして13回の開幕投手を務めた村田兆治の開幕戦に関す

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《有料、冒頭試読》【ロッテ球団73年考察/(13)-打者-「打点」73シーズン歴代ベスト10】

(写真 球団史上唯一チームシーズン700打点超えの2005年シーズン打点ベスト3、左からイスンヨプ、フランコ、福浦和也) (13)(打者編)「打点」73シーズン歴代ベスト10  打撃三冠のもう一つのタイトルが打点。打率、本塁打と比べ、一人では結果が出せない記録であり、勝負強い打者の前に走者が必要なだけに、チームの強さとチーム貢献が図れる数字だ。  パ・リーグ創設年の二冠王・別当薫から12年間で7度獲得した創設期のオリオンズの牙城ともいえるタイトルだった。  まずは、チーム

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《有料、冒頭試読》【ロッテ球団73年考察/(12)(投手編)「防御率」73シーズンベスト10】

(写真 最優秀防御率複数回獲得の2投手、左・3度の村田兆治、右・2度の伊良部秀輝) (12)(投手編)「防御率」の73シーズンベスト10  投手力を現わす指標が「防御率」である。いわゆる「1試合完投した場合に何点に封じるか」という数値になる。今回はこの防御率についてのランキングを考察する。  まず「チームの防御率」をランキング化しようと思ったが、このランキングは意味がないと考えた。というのも、シーズンチーム防御率2点台前半が並ぶが、投手力が圧倒的だったと言われる球団創成

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《有料、冒頭試読》【73年考察/(11)(打者編)「本塁打 個人記録」の73シーズン考察】

(写真 ロッテ「ホカロン」のCMに出演した歴代通算本塁打1位の有藤道世(左)とシーズン本塁打球団記録の落合博満(右)) (11)(打者編)「本塁打 -2- 個人記録」の73シーズンベスト10  前回の本塁打球団記録に続き、今回は本塁打の個人記録編。  まずは本塁打王のタイトル獲得者と、一つの目安として「30本塁打」を記録した打者をリストアップ(この項最後に20本塁打打者一覧を記載)。 【本塁打王と30本塁打以上打者一覧】 ★1950(昭和25)年…【本塁打王】別当  

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【全文無料公開】73年考察/(10)(チーム)「本塁打 球団記録」の73シーズン考察

(写真 左・球団1号本塁打の戸倉勝城(初代4番)、右・8000号本塁打のLマーティン(108代4番) (10)(チーム)「本塁打 球団記録」の73シーズン考察  打率、安打に続き打者記録の本塁打の記録を追う。ただ、本塁打については様々な記録があるので、球団記録と個人記録の2回に分けて考察する。  2022年シーズンを終え、マリーンズの総本塁打数は「8,125本塁打」。まずは、その8,125本の足跡から。 【球団通算本塁打】  8,125本塁打は、12球団の中で11番目

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《有料、冒頭試読》【73年考察/(9)-投手-「最高勝率、勝率」73シーズン勝率ベスト10】

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(写真 左・歴代シーズン最高勝率の成瀬善久と右・歴代通算最高勝率の荒巻淳) (8)「最高勝率、勝率」73シーズン勝率ベスト10  まず投手の個人記録として勝利数を考察したが、投手の勝ち星に対する評価として「勝率」がある。現在ではシーズンのタイトルとして「最高勝率」があり、投手の貢献度を計る評価として勝率を用いるケースも多い。今回はその勝率についての考察。  ただ、最高勝率のタイトル獲得条件として、規定投球回に加え、過去には13勝以上など、時代によって条件が変わっている。

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《有料・冒頭試読》【73年考察/(8)(打者編)「安打数」73シーズン考察&安打ベスト10】

(写真 通算安打数ベスト3は通算2000本安打達成した3選手。左から榎本喜八、有藤道世、福浦和也(2000安打)) (8)(打者編)「安打数」73シーズン考察&安打ベスト10  今回は、安打数のランキング。2022年シーズンを終えて、73シーズンで積み重ねた総安打数は「84,838安打」になる。まず、チームのシーズン安打数のランキングから。 【チーム 歴代シーズン安打数 ベスト10】 ★1位…1350安打 2010(平成22)年(144試合)9.375【リーグ1位】(

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《有料・冒頭試読》【ロッテ球団73年考察/(7)-投手-「勝利」最多勝と20勝&73シーズン勝利数ベスト10】

(写真 左・球団記録シーズン33勝を記録した小野正一、右・同30勝を記録した小山正明) (7)(投手編)「勝利」最多勝と20勝&73シーズン勝利数ベスト10  歴代の投手力と近年の投手力を比較することは簡単ではない。それは、マウンドに上がる環境が大きく違うからだ。例えば、昭和の時代ならばエースは中3~4日で先発し、肝心な試合では抑えとしてもマウンドに上がっていたからだ。しかも、抑えといっても9回だけではなく、6回や7回のピンチの場面でマウンドに上がり、最後まで投げ切ってい

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《有料、冒頭試読》【73年考察/(6)-打者-「打率」首位打者&73シーズン打率ベスト10】

(写真 歴代複数回首位打者を獲得した3選手。左から2度・榎本喜八、5度・落合博満、2度・角中勝也) (6)(打者編)「打率」首位打者&73シーズン打率ベスト10  まず、面白いランキングを紹介したい、現12球団の通算した打率ランキングだ。当然、巨人、阪神、オリックス、中日はNPB創成期からの球団であり。オリオンズ&マリーンズは戦後の新しい球団となるが、試合数に関わらず、これまでの通算打数と安打数から打率を算出した記録である。 【球団通算打率ランキング】 1位…ロッテ 

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《有料、冒頭試読》【73年考察/(5)「完全試合とノーヒットノーラン」の歴史】

(写真 左から完全試合を達成した八木沢荘六、佐々木朗希、ノーヒットノーラン達成した成田文男) (5)(投手編)「完全試合と無安打無得点」の考察  投手記録の初めは、投手の勲章である完全試合とノーヒットノーランの63年球団史からスタートする。  2022(令和4)年に佐々木朗希が完全試合を達成して脚光を浴びたが、球団史上、初めてノーヒットノーランを達成したのが、球団創設20年目の成田文男だった。その4年後、八木沢荘六が完全試合を達成。佐々木はそれ以来の記録となった。  また

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《有料、冒頭試読》【73年考察/(4)「МVPと新人王、表彰」の73シーズン考察】

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(写真 左から1950(昭和25)年パ初代新人王・荒巻淳、パ初代MVP・別当薫、1982(昭和57)&85(昭和60)年と球団史上唯一MVP2度・落合博満、直近受賞は2014(平成26)年新人王・石川歩) (4)「МVPと新人王、表彰」の73シーズン考察  チームの勝利と敗戦に続く4回目は個人の記録のランキングにに入る前に表彰に関する考察。  表彰は「МVP(最優秀選手)」「新人王」「ベストナイン」「ゴールデングラブ」の4タイトル。МVPはそのシーズン最も活躍した選手、新

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《有料、冒頭試読》【ロッテ球団73年考察/(3) -チーム-「敗戦数と引分」73シーズン考察】

(写真 歴代最多敗戦となった2017(平成29)年シーズンの苦戦を伝える日刊スポーツ(2017(平成29)年5月19日付日刊スポーツ) (3)(チーム)「敗戦数と引分」の73シーズン考察  勝利に関する考察を行ったが、今回はチーム敗戦数と勝率を左右する引分について考察する。  73年間の敗戦数は4,710敗。63シーズンのうち、5割を超えたシーンが33シーズン。ほぼ、5割の戦績である。その中で強かったシーズンもあれば、弱かったシーズンもある。  まずは、チーム敗戦の歴史

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《有料、冒頭試読》【73年考察/(2)(チーム)「勝利数と勝率、監督」の73シーズン考察】

(写真左 初代・湯浅禎夫総監督(右)、若林忠志監督兼投手(左) 写真右 歴代監督勝利数493勝でトップのバレンタイン監督) (2)(チーム)「勝利数と勝率、監督」の73シーズン考察  2回目は球団の勝率と勝利数について考察。  優勝はチームの勝率で決まる。では単純に「一番勝率が高かった時が球団史上で一番強かった時か?」と問われると一概には断言出来ない。なぜならば、勝率は他球団との接戦状況に大きく左右されるからだ。また、延長の扱いが時間制限や回数制限などの規定により、引き分

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