【全史】第11章 カネやん劇場、幕引きへ…/1978(昭和53)年
(1)本拠地・川崎球場での始動
1978(昭和53)年の主催試合65試合のうち、野球協約の規定である本拠地・川崎球場で33試合を実施し、残りの32試合を横浜と仙台での開催を模索していたオリオンズに対し、横浜市側の大洋への説得もあり、大洋側は「15試合までならば」と妥協した。しかし、日程決定のタイムリミットもあったため、年が明けて松井静郎球団社長の「中途半端なことは避けたい。川崎球場に全面的にお願いしましょう」という決断で川崎球場で56試合、仙台で9試合を行うことが決まった