期待をしないことで感謝が生まれる
「期待」というと、どんなイメージがあるでしょうか。
期待の新人
期待に沿う
期待を裏切る
様々な場面で使われる言葉です。
今日お話していきたいのは、日常における主に相手に対する「期待」についてです。
普段、相手(例えば親、子、配偶者、友人、会社の部下や上司、同僚など)に期待をしていることってありますか?
考えてみると、無意識レベルできっとたくさん出てくることと思います。
例えば、
こういう期待って、仮に「期待しないようにしよう」と意識していても、何かにつけて無意識で期待をしていることがあると思います。
しかしこの期待は、良く働くこともあるかもしれませんが、わたしは意識的に「期待をしないようにする」方が良いと考えています。
なぜなら、
「期待」は期待通りや、期待を上回ったらいいけれど、
反対に
「期待外れ」だった時、誰も悪くないのに、喧嘩の原因や失望、怒りの原因になります。
例えば
「〇〇だと思っていたのに!」
「あいつにはがっかりだ」
「もう信じられない」
などといったセリフを聞くことがありますが、それって単に自分が勝手に作った理想に相手を巻き込んだ結果なんですよね。
わたしも特に家族に対しては、暗黙の了解みたいにこの「期待」を使ってしまうことがあります。
それで勝手にその「期待」ありきで事を進めて、そうでなかった時にマイナスの気持ちが生まれる。
相手からしたら迷惑ですし、怒られたりしたら困惑しますよね。
でも意外とこれって「無意識に」「日常茶飯事的に」起きていることだと思っています。
だからこそ、自分の「無意識」に「意識的に」気づくように心掛けることが大切です。
その上で、もしその期待が起こってほしいのであれば、言葉で依頼をしたり、イメージのすり合わせを綿密に行う必要があります。
例えば
そうすることで、相手と共有ができ、単なる期待ではなく、依頼に変わります。
依頼に変わることで、より自分の理想に近づく可能性が高くなり、相手の状況や考えも知ることができます。
もしかしたら、というより、絶対に相手にも事情があり、予定があります。
そんな自分の都合よくいきません。
だからこそ、しっかりと期待を意識化して、言葉で伝えることで、やってくれたことに対して、より感謝の気持ちが起こります。
また、依頼したこと以外のことや普段やらないようなことをプラスでしてくれた場合に、感動にも値する感謝の気持ちが芽生えます。
相手のことを思いながら互いに動いているからこそ、そうやって想ってやってくれた行動に気づき、感謝の気持ちを伝えられる人になりたいなと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
自分のことって本当に分からないですよね😂
でも良くも悪くも自分や相手の気持ちが変化するようなことがあれば、何かしらそこには理由があるはず。
ただ悩む、喜ぶだけでなく、「なぜ」の部分に気づいて、より良い関わりをこれからの人生で増やしていきたいと思います!
これからもよろしくお願いいたします♪
それでは、また!