ひよこ師範
「書籍を出版しようとしたら、担当さんが亡くなって、出版企画が消し飛んだどころか、この世の闇が炙り出された話」というタイトルになるはずだった備忘録をまとめたもの。 私と担当さんが作り上げていた物の残滓。
前回までのあらすじ:私達の幻の傑作は、ついに完成した。 全てが収束した願いの結晶は、どんな人に読まれるだろう。 大人になってから、あれだけの高揚感を得たのは、いつ以来だったか。 しかし、降って湧いたように影は落ちた。 全てが終息したその時の自分は、どんな風に世界を見るだろう。 大人になってから、あれだけの喪失感を感じたのは、いつ以来だったか。 🔙前回の記事はこちら🔙 ※このお話は内容のほとんどをノンフィクションで綴ったものです。 関係者の方々への詮索、特定、その他ご迷惑
前回までのあらすじ:デザイン会社の企画会議に通らなければ! それが本を出すための最低条件。 そう息巻いたまではよかったが、肝心の企画会議にはあっさりと落第。 あっけらかんとする私とは対照的に、担当さんは明確な闘志を燃やして次に向けて動き出していたのだった…。 とても大切な「幻の傑作」は、こうして紡がれ始めた。 🔙前回の記事はこちら🔙 ※このお話は内容のほとんどをノンフィクションで綴ったものです。 関係者の方々への詮索、特定、その他ご迷惑となる行為はおやめ下さい。 また、
全体のあらすじ:私は書籍を出版予定だった。 しかし、デザイン会社の担当さんが亡くなって状況は一変。 懇意にしていた人の死を受け入れる間もなく押し寄せたのは、「出版企画を白紙に戻す」という唐突な理不尽! 一体、どうしてこんなことに? それらの理由を解明する過程で浮かび上がったのは、この世の闇を凝集した暗黒の煮凝り! これを書かぬは綴らぬは、作家の名折れと言うもので。 言葉の奔流に浸かる私が、支えてくれた担当さんを悼むための備忘録🐣 ※このお話は内容のほとんどをノンフィクシ