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テレビに映ってる飯
グルメ番組とか情報番組バラエティ番組の中のグルメコーナーとか
とにかくテレビに美味そうな(別に美味そうじゃなくてもいいけど)飯が出てくる瞬間っていうのがめちゃくちゃある。
これが昔っから苦手で、そういう番組はあんまり見ないようにしている。
これがなんでかって言ったら実際にその瞬間に食えないのが嫌なのだ。
(それでもつい見ちゃう時はあるけどね)
もちろん食は好きだから興味はある。
けど、例えば深夜に美味そうなラーメンの紹介をされてそれが行ける距離だったとて営業時間外だし、次の日行こうって思っても起きてみたら全然別の飯の気分だったりするし。
結局テレビ見てる時間に感じたものが解消されないままのあの感じがずーっと苦手なのだ。
そういうのが私の気持ちの土台として子供の頃からあって、さらに年を重ねて沢山テレビを見ていくと、飯とペットは数字が取れやすいのだという業界の知識みたいなのが耳に入るようになる。
テレビで飯が見える度に「ああ、数字の為に安易に飯出してるな」と思うようになっていってしまい、先述の感情と合わせてどんどん嫌いになっていった。
実際昨日とかも、ナイナイの音楽番組にCreepyNutsがゲストで出るときいて楽しみにしていたのだが、二組が美味しそうな揚げ物食べて美味しいって言って終わりだったから相当ガッカリしてしまった。
というかこの記事書き始めたのもこれがきっかけだった。
ナイナイとクリーピーのトークとか相当面白そうなのに、
それ潰して美味しそうな揚げ物。
それ食って美味しいつって終わりって。
それでトークなんかするより全然数字取れるんだろう。二組に興味なくてもとんかつには興味あるよなそら大勢の人はさ。
あー ムカツく ムカツく ムカツくぜ
とMummy-Dのバースが頭の中反響してとれない。
テレビに映ってる飯が全部ダメだってわけでもなくて、
例えばオドオド×ハラハラの「ふわふわ料理店」なんていうコーナーは、オードリーとハライチがありそうな料理名を大喜利で答えていってその中からゲストが食べたい題名のものを選んでシェフが即興で作るという。
ギミック満載でいろんな角度から楽しめるいいコーナーだと思う。実際に楽しんで見れてる。
他にも、去年あたりから永野さんが槍玉に挙げ始めたでお馴染みの番組キョコロヒーでは「差し入れの達人」というコーナーがあって、
これは特定のシチュエーションに沿った差し入れをその道の達人である勝俣さんが紹介してくれるというもの。
シチュエーションが結構変わってて、
例えば、現場に5分遅刻して行った時とか、大型特番MCをやる時とか、初主演映画への差し入れとか。参考に出来るような出来ないようなそんなのばっかりで面白い。
今週はキャバクラの待機部屋への差し入れとモノマネショーパブそっくり館キサラへの差し入れだった。
こういう飯を映すにしても知恵を絞って一工夫も二工夫もして出されているものはちゃんと楽しく見れる。(他を何も考えないで工夫もしてないとは口が裂けても言えないけど)
それを!
ゲストの片方が揚げ物好きだから!
揚げ物特集!
わー美味しい!
終わり!
っていうのは私としては見てられないどころかムカツいてしょーがなくなっちゃうわけです。
終わり。
そういえば今日は地元のラーメン屋の新メニューを食べました。
美味しかったです。
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