[過去ログ]開業年の青色申告をe-taxで。2021.02.15
久しぶりの投稿。開業の奮闘/備忘録です!
先日苦戦した確定申告について。
私の場合、令和2年の前半は給与所得があり源泉徴収が発生していました。その後に退職、住所転入、開業等を経て、納付書での納税や僅かな事業のお金の出入りがありました。この場合の申告の方法を税務署に伺った経緯は、01/22投稿の通りです。
確定申告をe-tax(=webでの申請)で完結させる為、IDとパスワードを取得。以下、特にe-taxについて。
<提出期間が長い>
確定申告書の提出期間は、毎年2月16日~3月15日(今年はコロナ特例で4月15日まで)ですが、
e-taxの場合は1月1日から既に提出を受け付けています。
2月前半に提出した私にも、既に還付金振込通知が来ているので、還付対応も早くなるようです。
<給与所得は明細票のまま!>
私の前職は外国の会社で、退職に際する書類の一部が英語でした。しかし明細票はしっかり日本語で来ました(よかった!)源泉徴収額や社会保険料の納付額も、明細票の枠の配置と言葉通りに、e-taxがデザインされていました。至って入力が楽でした。
会社によっては、明細票がどのようになっているか先に確認するとよいです。
<損益計算書>
知識不足の為、河南先生の動画講座「税理士河南のYouTubeチャンネル!」に大変お世話になりました。
正直まだまだ知らない用語や理解不足の点はたくさんありますが、
・製造業や飲食業のような棚卸しが発生していないこと
・10万円を超えない機材は「消耗品費」になること
により、経費計上の都合は別としてもシンプルになりました。
<貸借対照表>
同様に河南先生の動画講座「税理士河南のYouTubeチャンネル!」に大変お世話になりました。
こちらも手形や借入金が無い為、シンプルでしたが、このフォームで自身のお金を把握したことが初めてで、興味深い作業でした。
<困ったこと>
・e-taxは、マイナンバーカードがあるだけでは出来ない!(1/22既述)
・e-taxは、あくまでブラウザ上のアプリで、クラウドストレージではない。途中まで入力した内容は保存されません。(途中まで入れたデータを1度失いました。セキュリティを考えると、ごもっとも…)
・頭で試算していた程、還付されなかった。これは仕方ないですね。笑
<良かったこと>
総じて、紙面の青色申告よりもe-taxの方が断然、
・提出しやすい
・計算しやすい
・記入しやすい(Excel等からコピペ可能)
・修正しやすい
・保管しやすい
という印象を受けました。何より、河南先生のように知識を無償で導いて下さる方がいます。本当にありがとうございます。
十日町市は一部の新規開業に支援金を用意していますが、その詳細と手続きまでは完遂できていません。
体勢が整ったらそれも無事に会計に反映出来ると良いです。