『死』についての考え方
先日あるテレビ番組にて
昔の日本人は人が亡くなって体から魂が抜けると
残った遺体はモノとして扱われ大事にするものでは無かったと放映されていました。
昔日本人が特に恐れていたもの
それは、「死」
京の都
平安京の宮殿の中ではどんな理由であれ、
人が死ぬことは許されず、万が一宮殿の中で亡くなった場合はすぐに外に出されて、町の外に捨てに行くルールがあったそうです。
さらに、身内に死者が出た場合
暫くの間宮殿への立ち入りが禁止されるほど人々は死体を恐れたとされました。
この様な内容を見て、平安京の時代では知識が無かったからこそ死は不吉なものや災いを呼ぶなどとして捉えられ、死を忌み嫌って雑な扱いをしていたことが解りました。
そして現代でも、死は歴史から受け継がれた恐れや忌み嫌うものとして意味付けを受け継ぎ、漠然とした死への恐怖を感じる様になった事を知りました。
死は恐れるものではなく温かく人間本来の尊厳を大切にするものだということを学ぶ事が出来る今の時代に生まれてきて
本当に良かったと感謝の気持ちでいっぱいになりました。