暑い、熱い、アツイ1日。プロゴルフツアーを観戦してきた
日曜日に、はじめて男子プロゴルフツアーを観戦してきました。
大会名は、JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品(主催:ジャパンゴルフツアー選手会(JGTPC))。
会場は、栃木県那須塩原市にある西那須野カントリー倶楽部です。
とても楽しい大会でしたので、その様子をここに残しておきます。
地元栃木で開催!
パークゴルフを始めてから、フォームの勉強にとプロゴルファーのYoutubeを見るようになり、すっかり片山晋呉選手と堀川未来夢選手のファンになりました。
堀川選手は、いつもいつでも笑顔。トークが上手で、明るく爽やかな選手です。
なんとその堀川選手が、地元栃木にやってくるとのこと。もう会いに行くしかないと、週末を楽しみにしていました。
しかしながら堀川選手は2日目で予選落ちとなり、プレーを見ることは叶いませんでした。ですが、会場にてABEMAでの生中継に出演され、楽しいトークを炸裂させていましたよ。
当日の朝も、会場に向かう車中で堀川選手の生解説を聞き、どきどきわくわく遠足気分。これからプロゴルファーに会えるなんて、夢のようです。
観戦のルールとマナー
出発してすぐ、夫が「今日はサンダルでいいよね」と言いました。
あ、そういえばゴルフ場ってドレスコードがあった気がする…。夫もわたしもゴルフは未経験なので、あわてて調べます。
すると、ゴルフには細かな観戦ルールと、大会によっては観戦者のドレスコードもあるようでした。あぶないあぶない。一般的には、
服装
カジュアルな服は避けつつ動きやすい服装
Tシャツ、ジーンズ、ジャージ、サンダルなどカジュアルな服装での入場はマナー違反となるためなるべく避ける。(各ゴルフ場で禁止されている服装が異なるため、事前に訪れるゴルフ場に確認しておくと良い)靴は歩きやすい運動靴
スニーカーやジョギングシューズのような歩くのに適した運動靴
芝生にダメージを与えたり、歩くと足音がするようなハイヒールやスパイクシューズといった靴はプレーの妨げになるので避ける
スニーカーは用意していたものの、夫もわたしも揃ってTシャツ…(;´∀`)
これはいかんと、会場に向かう前にワークマンでポロシャツを購入しました。朝早くから営業していて、ありがたや。
プレー中の観戦マナー
ちなみに、プレー中の観戦ルールとマナーもありました。
ゴルフプレー中は動いてはいけない
携帯電話は電源OFF、もしくはマナーモードに
写真や動画の撮影は禁止
真剣勝負の場。選手やまわりに迷惑をかけてはいけません。
美しいロケーション✨
観戦者専用の駐車場に車を停め、会場まではバスで向かいます。観戦チケットは大人1人1,000円。なんだかとてもお得でした。
そして数分で会場へ到着。
ゴルフコースはめちゃくちゃ広くて、芝は青々としていました。また、大きな池に反射する木々、鳥の水面を羽ばたく音。とても美しいロケーションでした✨
会場内は写真撮影は一切禁止でしたので、公式サイトを載せておきますね。
バスを降りるとすぐクラブハウスがあって、目の前には最終18ホールがありました。
少しだけ歩きましたが、とにかく広い! まるで森の中のようです。
この日はとにかく暑かったのと、観客も多かったこともあり、18ホールと17ホールをひたすら行ったり来たりしていました。
選手がカッコいい♡
間近で見るプロゴルファー選手は、とにかくかっこよかったです!
「バシッ」「ビュン」とためらいなくショットを打つ姿、観客に向かって手を挙げるしぐさ、真剣なまなざし。たまに笑顔を見せてくれる選手もいて、うれしい。
しかもみなさんテレビで見るよりも体ががっしりと大きく、たくましくて驚きました。
とくに石川遼選手は肩まで伸びた長い髪をふんわりなびかせて、帽子を目深にかぶり、集中している様子。ああっ、端正なお顔が見えそうで見えない…おねえさんは悶々としました…笑
そして、ベテラン選手だけでなく、若い選手が多いこと!
2位だった大西魁斗選手は、23歳。キャディーをつけず、暑い中バッグを押す姿がさわやかでした。
人気選手や上位選手には熱心なファンがいて、選手と一緒にコースをまわるんですね。ぞろぞろ、ぞろぞろ、ちょっと面白かったです。
さて、気になる優勝争いです。
首位はベテラン宮本勝昌選手、それを追う佐藤大平選手と稲森佑貴選手。
そして最終日にぐんぐんスコアを伸ばしてきたのは、池田勇太選手と、桂川有人選手、大西魁斗選手でした。
途中、天気が怪しくなってゴロゴロと雷が、、、⚡そして雨も降ってきました。近くに避難小屋があったので、避難しながら観戦します。
最後にドラマが…!
そしていよいよクライマックスへ。
最終組が17番ホールへとやってきました。2位タイの稲森選手は、一打でピンそばに寄せ、絶好のバーディーチャンスです✨
一方、首位の宮本選手は、右へ逸れてグリーン横のラフに捕まりました。息をのむ観客。ちょっと難しそう、どうなるのか…。
2選手のゆくえが気になるところでしたが、すぐに18番ホール中央付近へ移動して、前の組(桂川 有人選手・久常 涼大選手・大西 魁斗選手)の2打目を見に行きます。崖をのぼったり下りたり、結構忙しいよ!
というのも、スコアがくるくる変わる大混戦。どのホールも気になるのです。
優勝争いに食い込む大西選手の最終18番ホールは、惜しくもパーとなり、スコアは-22。
そして17番ホールは稲森選手がバーディー(-22)、宮本選手がボギー(-21)となり、順位が一気に逆転! 稲森選手と大西選手、宮本選手の優勝をかけたプレーオフの可能性も見えてきました。
最終組の最終ホール。
もうね、ハラハラドキドキです。グリーン近くはたくさんの観客がいるので、遠くで戦況を見守ります。頼りになるのは、なんとか見える電光掲示板と、観客の声。ため息と、歓声と…! 会場は静かに、ヒートアップしてゆきます。
そして、聞こえてきました、大歓声!
最終ホールで見事バーディを決めた、稲森選手が優勝しました!!!
優勝を決めたあと、ギャラリーが花道を作って、選手たちがその前を通っていくんです。松山英樹選手がマスターズで優勝した時のように。
で、わたしも列の近くへ向かいました。
宮本選手が悔しさでいっぱいなはずなのに、笑顔で観客に挨拶をしていて、ぐっとくるものがありました。そして、優勝した稲森選手の後ろを泣きながら歩くキャディーさん。熱い、アツイ…!!
選手会主催、手厚いホスピタリティ
ドラマチックなフィナーレを迎え、感動しっぱなし。
しかも本大会は、ジャパンゴルフツアー選手会が主催の大会ということで、選手たちが会場をたくさん盛り上げていました。選手のサイン入りボールが当たるガチャガチャが用意されていたり(やりたかった)、選手とのグータッチゾーンがあったり(したかった)。
なんといっても、特別協賛のサトウ食品が前面にアピールされていました。
霧が晴れるのを待つ選手たちの表情。
中西直人選手のご自身のブランド「sanrise」の黒いウエア。よく見ると、お米の模様! そして胸ロゴも特別仕様「SANRICE」に…✨この大会への意気込みが伝わります☺️
そしてサトウの切り餅を、おいしそうに食べる選手たち。
選手たちのおちゃめな表情も、さくさんたくさんありました。
おわりに
初めてのゴルフ観戦。とても暑かったけれど、選手を間近に見ることができて、面白かったです。また見に行きたいなあ。
おもいのほか長文になりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!